渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央ら、橋本愛主演映画『ここは退屈迎えに来て』出演決定
橋本愛主演映画『ここは退屈迎えに来て』の追加キャストが発表され、渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央、柳ゆり菜、村上淳らの出演が決定した。
作家・山内マリコの同名小説を映画化する本作は、何者かになりたくて東京で就職したものの、10年経って何となく地元に戻り、高校生の頃の憧れ“椎名くん”に思いを馳せる27歳の“私”と、元彼“椎名”を忘れられない“あたし”が、椎名を求める心模様を描いた物語。主人公“私”を橋本愛、“あたし”を門脇麦、“椎名”を成田凌が演じ、廣木隆一が監督を務める。
このたび5人の追加キャストが発表。“私”が訪れた思い出の場所で出会う同級生・新保役をロックバンド・黒猫チェルシーのボーカル渡辺、親友に密かな憧れの気持ちを持ち、ファミレスで恋愛話にふける山下南役を『おじいちゃん、死んじゃったって。』の岸井、南の親友で、芸能界での夢が叶わず、地元に帰ってきた雑誌の元専属モデルの森繁あかね役を『海月姫』(フジテレビ系)の内田、“私”の学生時代からの友達で、東京への憧れを持つサツキ役を映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』の柳、地元のタウン誌をメインに、“私”と仕事をしているフリーカメラマン・須賀役を『パンク侍、斬られて候』の村上が演じる。
コメント一覧
渡辺大知
脚本を読んだ時、自分の地元を思い出して胸が苦しくなりました。懐かしい日々がキラキラと輝いて見え、戻ってみたいと思った自分に切なくなりました。でも、今が不幸せな訳ではない、と思いたい。撮影に打ち込み、この気持ちを昇華出来た気がします。この映画は心にモヤモヤを抱えたまま大人になった、何者にもなれない人々の救いになると思います。
岸井ゆきの
ふとやってくる退屈の中で思い出した青春が、ひとつのきっかけで再び交錯していきます。過去を探すひと、乗り越えようとするひと、忘れたひと、そういうひとたちの想いが重なった映画だと思います。
内田理央
田舎独特の閉鎖感、女の子のもつ空気感、ファミレスでの何気ない会話、誰もが経験した事あるようなそんな平坦な日常をリアルに感じて頂きたいです。幸せとはなんのか、私自身も考えさせられました。
柳ゆり菜
女の子という生き物は、10代の青春真っ只中でも、20代の拗らせ真っ只中でも変わらず何かを探していて、きっとどこかに行けると信じている事を実感しました。富山の澄んだ空気の中、閉塞感や心のヒリヒリとした痛みを感じながらサツキを演じました。刺激的なキャスト、スタッフ、廣木監督とこの作品に感謝しています。
村上淳
廣木組という僕の中での"頂"。どういう導線を描くのか。そしてそれらすべてを、そして身体を投げうる覚悟はあるのか。あの独特の緊張感の中、ただ相手を反射するようにキャメラの前へ立てるのか。そして譲りたくないと強く思うハートに火がついているか。そんなことです。
■公開情報
『ここは退屈迎えに来て』
10月19日(金) 全国公開
出演:橋本愛、門脇麦、成田凌、渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央、柳ゆり菜、亀田侑樹、瀧内公美、片山友希、木崎絹子、マキタスポーツ、村上淳
監督:廣木隆一
脚本:櫻井智也
原作:山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎文庫)
配給:KADOKAWA
(c)2018「ここは退屈迎えに来て」製作委員会
公式サイト:taikutsu.jp