志尊淳&清野菜名から目が離せない 『半分、青い。』アシスタント役で物語を牽引
連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合)は、失敗を恐れない明るく前向きな主人公・鈴愛(永野芽郁)が、高度経済成長期から現代を駆け抜け、やがて一大発明するまでを描く。岐阜県と東京を舞台に描かれるこのドラマは、5月13日から放送の第7週「謝りたい!」から東京編へ入る。漫画家を志し東京へやってきた鈴愛と、彼女を採用した漫画家・秋風(豊川悦司)との間に一悶着ありそうだが、今回注目するのは、彼女の同僚となるユーコ(清野菜名)とボクテ(志尊淳)である。
ユーコは鈴愛と対照的なキャラクターだ。ユーコは、秋風のもとで若手アシスタントの1人として働きながら、漫画家を志している。初登場時からむっすりした表情を浮かべ、ぶっきらぼうに話す彼女は、純朴で明るく、ときに脳天気にも映る鈴愛とは真逆である。そんな彼女は、今後の東京編で鈴愛と強い絆で結ばれるキャラクターだという。口角をあげることなく言葉少ない彼女が、鈴愛とどう関わっていくかが非常に楽しみだ。
ユーコ演じる清野は、ティーン雑誌モデルとして活躍後、女優デビューを果たした。主な出演作品に『TOKYO TRIBE』『ユリゴコロ』などがあげられる。凛とした雰囲気が感じられ、さわやかな笑顔が印象的な女優だ。一方、ユーコを演じる彼女からは少々陰鬱な空気も漂っており、今まで清野が演じてきたキャラクターとは全く違う雰囲気が感じられる。さわやかな笑顔を一切見せず、鈴愛に対してぼそりと言葉を交わす彼女は、今後の展開に大きく関わってくるのでは?という期待を抱かせる。清野から感じる清涼感を封じるキャラクターには驚くが、物語のキーパーソンとして光る演技を見せてくれることだろう。