武田玲奈が語る、『人狼ゲーム』で味わった“初体験” 「涙が溢れるのも自然だった」

武田玲奈が語る、涙の“初体験”

武田玲奈
 劇中では、より高度な騙し合いがあり、駆け引きが展開される。さらに、今回の『人狼ゲーム』では人間ドラマがより濃密に描かれるうえ、収容されている施設の外でも物語が進んでいく。

「とても入り組んだ心理戦なので、台本を噛み砕いて解釈するのは難しかったですね。嘘をついているときの演技などは、考え出すと混乱してしまうので、とにかく紘美の気持ちに寄り添うことを念頭に置いていました。様々な要素が絡んで、二転三転していく物語を楽しんでいただけると嬉しいです」

 また、ドラマ版では描かれなかった「夜の襲撃」のシーンも、映画版の大きな見どころとなっているという。

「映画では血も流れるので、いっそうハードな印象に仕上がっていると思います。また、紘美はドラマでは村人側でしたけれど、映画では人狼になって人を襲う側になっているので、彼女が抱える葛藤も大きなポイントです。男の子と戦うシーンは大変でしたが、迫力のある仕上がりになっているので、ぜひ観てほしいです」

 武田玲奈にとって学びの多い作品となった『人狼ゲーム インフェルノ』。本作を通じて、女優としての意識に変化はあったのだろうか。

「わたしは負けず嫌いなところがあって、現場で辛いことがあってもあまり表に出さず、『この辛さはいつか終わる』って考えて乗り切るタイプなんです。基本的にすごくポジティブなんですよね。役柄としては紘美のような、ちょっと暗くて真面目な性格の子を演じることが多いんですけれど、今度は逆にすごく天真爛漫な女の子とかも演じてみたくなりました。その積み重ねで、女優としての幅を広げて、深みのある表現ができるようになれたら素敵だと思います」

(取材・文=松田広宣)

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■公開情報
『人狼ゲーム インフェルノ』
4月7日(土)全国ロードショー
出演:武田玲奈、小倉優香、上野優華、松本享恭、時人、平松賢人、都丸紗也華、貴志晃平、吉原雅斗、海田朱音、水野勝、足立理、加藤虎ノ介
監督:綾部真弥
脚本:川上亮、綾部真弥
配給:AMGエンタテインメント、スターキャット
(c)2018「人狼ゲーム」製作委員会
公式サイト:jinro-game.net

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<応募締切>
2018年4月12日(火)

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