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亀梨和也、栗山千明との禁断の恋 『FINAL CUT』“制御できない愛”がもたらしたもの

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「でも、彼が好き。好きなの」。

 3月6日に放送された『FINAL CUT』(カンテレ・フジテレビ系)の第8話「折り紙が語った真実…愛する君に復讐を」。12年前、テレビ番組『ザ・プレミアワイド』がきっかけで、母・恭子(裕木奈江)を殺人犯扱いされ、無実の罪で亡くした男・中村慶介(亀梨和也)。慶介は、事件の真相を知るため独自に動いていた警視庁新宿中央署の副署長・高田清一郎(佐々木蔵之介)が残した事件記録から、小河原祥太が真犯人だという新たな手がかりを見つける。そこで、祥太をかくまう小河原家を切り崩すため、小河原家の長女・雪子(栗山千明)を脅すことを決意。ついに慶介が、愛する女性にも“ファイナルカット”を突きつける。

 第8話では、“制御できない愛”が描かれていた。慶介は、兄・祥太目当てで雪子に近づいたが、いつしか愛してしまうように。真犯人である祥太に自首させるため、小河原家を脅そうとするも、結局雪子に“ファイナルカット”を突きつけることができなかった。真犯人の妹であり、なおかつ彼女の証言が、母・恭子を追い詰めるきっかけの一つになったのだから、頭では愛してはいけないと理解している。だが、想いを止めることはできない。それは、雪子もまた同じだった。小河原家の次女・若葉(橋本環奈)と同じ人を好きになってしまい、なおかつ彼は自分たちの兄、そして家族を恨んでいる。「でも、彼が好き。好きなの」。この雪子のセリフに、すべての想いが詰まっていたように思う。利用した慶介と利用された雪子。無実の罪で透明な檻の中に入れられた早川家と罪を犯しつつも他人にそれを押し付けた小河原家。互いを愛してはいけないと思いつつも、気持ちを抑え込むことができない。

 またそれは若葉も然りだ。慶介と雪子の関係、慶介の目的を知りつつも、彼を愛してしまう。そして、その報われない想いは徐々に姉への嫉妬、兄への依存、慶介への憎しみへと変化していった。好きという想いが“どうして?”になり、心がどす黒く染まっていく。気付いたら歪みきってしまっていた。若葉自身もコントロールしきれないほどに、慶介への想いが膨れ上がっていたのだ。

 さらに、彼女らの父・小河原達夫(升毅)と母・夏美(長野里美)もまた、家族への“制御できない愛”が、事件の隠蔽をもたらしてしまったという。祥太を愛しているからこそ「信じたかった」という想い。そして、雪子と若葉を愛しているからこそ、彼女らに普通の生活を送れる時間を与えたかった。「もし1日でも長く、この暮らしが続いたら。あと少し、もう少し。そうやって、今まで……」と涙する達夫。自分たちが愛しているものを守れるなら、他人である早川家を犠牲にしても構わない。頭ではそれがいけないことであり、身勝手すぎることだとわかってはいる。でも、理性に従えないほど、家族や自分を愛してしまっていたのだろう。

      

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