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欅坂46・渡邉理佐、平手友梨奈と真っ向から衝突? 『残酷な観客達』台詞のユニークさ

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 教室から音楽室と、学校内という限られたスペースの中で舞台を転々としていくドラマ『残酷な観客達』(日本テレビ系)。先週の放送で制限時間ギリギリに指令をクリアし、全員が音楽室から出ることを許可されたのだが、夜の校舎のただならぬ薄気味悪さに怯んでしまう。何とか音楽室から離れ、集団を形成したまま校舎内から出ようと試みるのだが、案の定昇降口は締められている。そして彼女たちはカフェテリアに辿り着き、再び閉じ込められてしまうのであった。

 今回の第4話でフィーチャーされるのは出席番号21番・和久綾乃を演じる渡邉理佐だ。主演格である平手友梨奈と長濱ねる、前回フィーチャーされた菅井友香と小林由依ときたら、グループきっての人気メンバーである彼女に順番が回ってくるのも自然な流れだ。彼女が平手演じる出席番号17番・葉山ゆずきと真っ向から衝突し合う。

 カフェテリアに向かおうとする葉山に対して、「罠かもしれない」と制止する和久。だが葉山が、それを振り切ってカフェテリアに入ったために閉じ込められてしまい、和久は「責任とって」と追及する。対して葉山は「あんた達が勝手についてきただけじゃん」と言い放つのだった。さらに「人がいいといえば褒めて、悪口が始まれば一緒に悪口言って……。悲しいよね」と突き放すのである。

 思い返してみれば、第1話から「いいね!」を獲得するために誰かが変顔をすれば全員が揃って変顔を始め、誰かがモノマネを始めれば全員がモノマネを始める。それぞれを出席番号で呼び合うような匿名の“個”が集合した空間で、誰かが始めたことにひたすら便乗していくというSNS社会特有の、一種の同調圧力を縮図化して、風刺するように描きだしてきた。それをこの葉山の台詞では、はっきりと批判したわけだ。

 それはそうと、今回も欅坂ファンなら見落とせない箇所が登場する。突然の睡魔に襲われて、床で寝てしまう織田奈那に、ソファで寝るように促す渡邉理佐。ドラマの流れ上は、直前に平手から言われた「リーダーらしい姿」を見せようとしているとわかるが、『欅って、書けない?』(テレビ東京系)の中で最近頻繁にいじられている織田に対する理佐の好意によるものではないかと、ついつい邪推してしまう。

 また「死ぬ前に何を食べたいか」という問いに、「焼肉」と答える長沢菜々香。同じく『欅って、書けない?』の5月8日の放送で同じ質問に対して「春巻き」と答えていた長沢だが、さすがにドラマで「春巻き」と回答するのは少々独特すぎるだろうか。さらに同番組内では「死んだら棺桶にポップコーンのタネを入れて焼いてほしい」とも言っていたが、その願いはこの出席番号13番・長野楓花も持っているのだろうか。

 ところで、カフェテリアに閉じ込められた彼女たちが、出席番号2番がいなくなっていることに気が付く場面がさりげなく登場する。出席番号2番・岩本エレナを演じている今泉佑唯が、4月13日に病気療養のために活動休止を発表したことを受けての苦渋の対応なのだろう。

      

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