永野芽郁、スクリーン映えする魅力でブレイク! 『帝一の國』『PARKS』『ピーチガール』の輝き

スクリーンを独占する女優・永野芽郁

 そして20日から公開する『ピーチガール』では、“少女漫画史上最悪”のキャラとして悪名高い柏木さえを演じきる。欲しいものすべてを徹底的に手に入れようとする小悪魔のさえを、彼女は白目をむき出しにして演じ、コメディセンスを遺憾無く見せつける。こちらではサブヒロインという位置付けであることは間違いないのだが、正ヒロインの山本美月を凌駕するほどにHey! Say! JUMP の伊野尾慧がキラキラと輝き、ヒロイン級の働きを見せてしまうのだから、少女漫画映画は実に奥が深い。

 ほとんどの劇場で『ひるなかの流星』の上映は終わり始めているが、それでもこの5月に彼女の出演作が同時期に4作品も上映されているというわけだ。現在の若手女優界で最もスクリーンに映える素質を持った彼女は、この春最大のブレイク期を迎えている。

■久保田和馬
映画ライター。1989年生まれ。現在、監督業準備中。好きな映画監督は、アラン・レネ、アンドレ・カイヤット、ジャン=ガブリエル・アルビコッコ、ルイス・ブニュエル、ロベール・ブレッソンなど。Twitter

■公開情報
『帝一の國』
公開中
出演:菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大、永野芽郁、吉田鋼太郎
監督:永井聡
脚本:いずみ吉紘
原作:古屋兎丸(集英社『ジャンプSQ.』)
企画・製作:フジテレビ
制作プロダクション:AOI Pro.
配給:東宝
(c)2017フジテレビジョン 集英社 東宝
(c)古屋兎丸/集英社
公式サイト:teiichi.jp

『PARKS パークス』
公開中
監督・脚本:瀬田なつき
出演:橋本愛、永野芽郁、染谷将太、石橋静河、森岡龍、佐野史郎、柾木玲弥、長尾寧音、岡部尚、米本来輝、黒田大輔、嶺豪一、原扶貴子、斉藤陽一郎、麻田浩、谷口雄、池上加奈恵、吉木諒祐、井手健介、澤部渡(スカート)、北里彰久(Alfred Beach Sandal)、シャムキャッツ高田漣
音楽鑑賞:トクマルシューゴ
製作:本田プロモーション BAUS
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
配給・宣伝:boid
宣伝協力:VALERIA、マーメイドフィルム
(c)本田プロモーションBAUS
公式サイト:http://parks100.jp/

『ピーチガール』
5月20日(土)全国公開
出演:山本美月、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、真剣佑、永野芽郁、本仮屋ユイカ、水上剣星、升毅、菊池桃子
原作:上田美和「ピーチガール」(講談社「別冊フレンド」刊)
脚本:山岡潤平
音楽:蔦谷好位置(agehasprings)
監督:神徳幸治
主題歌:カーリー・レイ・ジェプセン「コール・ミー・メイビー」(ユニバーサル インターナショナル)
製作幹事・配給:松竹
制作プロダクション:ファインエンターテイメント
(c)2017「ピーチガール」製作委員会
公式サイト:https://peachgirl-movie.jp/

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