島崎遥香、AKB卒業後は女優として成功する? 『警視庁 ナシゴレン課』に見る課題
「宮藤官九郎が脚本を務めた春ドラマ『ゆとりですがなにか』での坂間ゆとり役は、ごく普通の女子大生を自然に演じていて、彼女の女優としての技量が感じられました。少し不機嫌な感じなど、彼女特有の雰囲気を活かしつつも、ラブシーンなどリアルなシチュエーションにも挑戦していたのがよかったですね。AKB48出身の女優だと、光宗薫や川栄李奈が幅広い作品で活躍していますが、彼女たちに共通しているのは等身大の女性を演じられるところ。アイドル時代のイメージに捉われず、作品に馴染むことができるからこそ女優として伸びているのでしょう。そういう意味で、島崎にはポテンシャルがあるはずです」
今後、島崎が女優として飛躍するには、これまでのパブリックイメージに捉われない役どころが必要なのだろう。『警視庁 ナシゴレン課』は、“ぱるる最後のアイドルドラマ”として楽しむのが良さそうだ。
(文=編集部)
■番組情報
『警視庁 ナシゴレン課』
月曜よる0時15分〜
出演:島崎遥香、古田新太、勝村政信、波岡一喜、猫背椿、越村公一、中山麻聖
企画・原作:秋元康
脚本:徳尾浩司 ほか
監督:ふるまや ともゆき、佐藤太、二宮崇 ほか
制作著作:テレビ朝日
公式サイト:http://www.tv-asahi.co.jp/nashigorenka/