宮沢りえ、クドカン監督『TOO YOUNG TO DIE!』出演へ「オファーを受けて即答しました」

宮沢りえ、クドカン監督作に初参加

 宮藤官九郎監督の最新作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の追加キャストとして、宮沢りえの出演が発表された。

 本作は、宮藤官九郎の完全オリジナル脚本で、監督の最新作となる。修学旅行中の不慮の事故で命を落とした高校生・大助が、ロックバンドを率いる赤鬼のキラーKと地獄で出会い、同級生・ひろ美ちゃんとキスをするため、現世へ蘇ろうと奮闘する異色のエンタテインメント作品だ。

 7年ぶりの映画主演となる長瀬智也が赤鬼・キラーKを演じ、キラーKと共に生き返りを目指す高校生・大助を神木隆之介が演じている。ほかにも、ひろ美役の森川葵をはじめ、尾野真千子、桐谷健太、清野菜名、古舘寛治、皆川猿時、古田新太ら豪華キャストの出演も決定している。

 この度出演が明らかになった宮沢は、大助が恋するヒロイン・ひろ美の20年後の役を演じている。宮沢は今回のオファーを受けて出演を即答したとのことで、「今回はヒロイン的なポジションですが、またのチャンスがあれば、振り切り枠に、呼んでいただきたいな。。。と思ってます」と監督の次回作への出演もアピール。一方の宮藤も、「『本当は地獄に出たかった』と言って頂きましたので、次はわちゃわちゃの方でお願いしたいです」と返答している。

 また、追加キャストとしてほかに、地獄のガールズバンドのドラマー役にシシド・カフカ、ベーシスト役に清、大助の母親役に坂井真紀、役どころは明かされていないが荒川良々の出演も明かされている。

 公式サイトでは特報映像が公開されており、長瀬演じるキラーKが衝撃的なビジュアルで「地獄へようこそ」と呼びかける場面や、神木と森川のキス寸前シーン、今回出演がアナウンスされた宮沢の姿も確認できる内容となっている。

宮沢りえ コメント

宮藤さんはお仕事を一緒にしたいなぁと思う人の1人でしたので、オファーを受けて即答しました。 脚本を読んで、多少戸惑いはありましたが、振り切れた世界に、絶望と希望が塗れていて、参加できて、心から嬉しいです。。。 今回はヒロイン的なポジションですが、またのチャンスがあれば、振り切り枠に、呼んでいただきたいな。。。と思ってます。訳あって動物に扮した神木さんとの共演もかなり、忘れられないシーンになりました。お楽しみに。

宮藤官九郎 コメント

ひろみ役は「たたずまいが印象的な大人の女性」が良いと思い、ダメもとで宮沢さんにお願いしましたところ、演って頂けるということで、とりあえずビックリしました。現場では、テストの時点でほぼ言う事がなく、スタッフの手前、なんか言った気もしますが、その度に芝居が変化し、その柔軟さに唸らされました。短いシークエンスですが、しっかり締めて頂きました。「本当は地獄に出たかった」と言って頂きましたので、次はわちゃわちゃの方でお願いしたいです。

※本作は公開延期になりました

■公開情報
『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』
監督・脚本:宮藤官九郎
出演:長瀬智也 神木隆之介 /尾野真千子 森川葵/桐谷健太 清野菜名 古舘寛治 皆川猿時 シシド・カフカ 清/古田新太/宮沢りえ
製作:アスミック・エース 東宝 ジェイ・ストーム パルコ アミューズ 大人計画 KDDI GYAO
制作プロダクション:アスミック・エース 配給:東宝=アスミック・エース
(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. / KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
公式サイト:http://tooyoungtodie.jp/

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