夢川かなう×杏夜くもり×魔光リサ×神凪アンナ:4週連続EPで発揮した音楽愛と個性 ライブ『BRIGHT NOTES』に刻む新たな自分

神凪アンナ「一人じゃないよ」 寄り添える歌を大切にしてきた活動

神凪アンナ

――神凪さんは、どんな音楽やアーティストがご自身のルーツになりますか?

神凪アンナ(以下、神凪):親がジャズやクラシックをやっていたので、家でそういう系統の音楽が流れていたのが影響として一番大きいと思っていて。最初に自分から惹かれたアーティストだと、アリアナ・グランデさんですね。

――アリアナ・グランデとの出会いは何がきっかけだったんでしょう。

神凪:NHKで放送されてた『ビクトリアス』というドラマですね。アリアナ・グランデさんも女優として出演されてたんです。あとはアニメの『たまごっち!』。エンディングを担当されてたんですよね。私が小学生ぐらいの時だったかな。

――「ベイビー・アイ feat. 葉加瀬太郎」ですね。どういうところがお好きだったんですか。

神凪:やっぱり滑らかな歌声と、綺麗な高音ですね。今でも憧れの存在です。今回のEPでも少しチャレンジしたんですが、いつかアリアナ・グランデさんみたいな全編英詞の曲も歌ってみたいです。

――当時から、神凪さんご自身も歌うことはお好きだったんですか。

神凪:そうですね。アニメとか映画の主題歌をよく一緒に歌ってたり、何回も何回も観直してセリフを覚えたりする子どもだったみたいで。その頃はディズニーやジブリなんかのアニメ映画をよく観てましたね。

――今の活動に繋がる、バーチャルな文化/世界を知ったきっかけは何だったんでしょう?

神凪:最初に知ったのはキズナアイさん。あとはEGOISTさんもライブではバーチャルアーティストのような形でパフォーマンスもされていたので、「こんなやり方もあるんだ」って衝撃を受けたのをよく覚えています。

――キズナアイさんのお名前が出るということは、バーチャル文化にもかなり初期から触れられていたのかな、と。ご自身がバーチャルアーティストの道に進もうと思ったきっかけは何だったんでしょう?

神凪:歌うことが人生みたいになっていたからこそ、どういうふうに歌で自分を表現しようか考えていたんですが、個人的に顔を出すことには正直かなり抵抗があったんです。でも、歌で表現する上では、やっぱり姿を見せて動けたほうがいいよな、どうしたらいいかな……と途方に暮れていた中で、たまたまRe:AcTのオーディションを見つけて。本当に「ちょっとやってみようかな」っていうくらいの気持ちで応募したら、ありがたいことに今こうして活動できるようになった感じですね。

――そう考えると、小さなきっかけで将来がどう変わるかわからないものですね。

神凪:もう本当に、私がこんなふうに多くの方に見てもらえたり、自信を持って活動できるようになるとは当時思ってもみなかったので。今後に関してもどうなるかわからないなというか、期待や希望が見えるなって思いますね。

――バーチャルアーティストには夢がある、ということで。今回のEPリリースも、神凪さんにとってはそんな夢のある出来事のひとつなのではないかと思います。

神凪:お話を聞いた時もう頭真っ白でした(笑)。私自身まだデビューして間もないといえば間もないので、こんなにすぐ大きな機会をいただけるのは本当に光栄なことです。

――今回のEP『相対性インソムニア』は、「深夜の孤独や虚無感に寄り添う、静かな理解者となること」がテーマの作品となりますね。

神凪:人に寄り添える歌を歌いたいとずっと思いながら活動していて。それをいろんな人に伝えたりもしているので、自分のやりたいことが今回のEPでも実現できてるなって思います。

神凪アンナ1st EP「相対性インソムニア」XFD

――EP収録の新曲についてもそれぞれお話を聞かせてください。まずは表題曲ともなる「相対性インソムニア」ですが。

神凪:この曲、本当に歌詞も曲調もすごくよくって。「そう! それ!」みたいな、なんというか……限界オタクみたいな言い方になっちゃうんですけど(笑)。全体的には確かに暗い雰囲気もあるんですけど、落ち込みすぎず寄り添うような優しい雰囲気もある曲ですよね。現代のSNSとかにフォーカスの当たっている曲だと思うんですけど、私的には特にBメロの歌詞がすごく刺さるなって。〈誰も彼も/理解ってくれやしない〉って表現も「そう思うことあるよね、わかるよ」ってなっちゃいますね。

――レコーディングの際、苦労したポイントはありましたか。

神凪:難しかったところは2つあるんですけど、1つはさっきのBメロですね。やっぱり一番想いを乗せたいところでもあったので、表現の仕方やリズム感の掴み方には少し苦戦しました。もう1つは終盤の英詞のところですね。英語の歌唱という難しさもありましたし、かなりキーも高いので、ここはちょっと録る際に時間もかかりました。でもすごく好きなフレーズなので、ぜひ注目して聴いてほしいです。

――そんな「相対性インソムニア」ですが、リスナーさんにはこの曲をどんなふうに楽しんでほしいですか。

神凪:私の視聴者さんの中には、高校生ぐらいの年齢の方も多くて。10代の頃って、多感な時期で悩むことも多いと思うんです。今回のEPの題材にもなってますが、夜って暗い気持ちになることも多いので、そういう時にこの曲で「一人じゃないよ」って寄り添えたらいいですね。夜、一人で気分が落ち込みそうになった時にそばに置いてもらえる存在になれると嬉しいですね。

――続きまして、もうひとつの新曲「とける光」についても伺えたら。

神凪:この曲もデモをいただいた時すごく衝撃を受けたんですが、「相対性インソムニア」とはまた違った衝撃で、歌詞と曲のギャップにかなりびっくりしましたね。曲調は明るいイメージだけど、歌詞はだいぶ暗めというか。どう表現しようかなってかなり考えた曲になりました。

――どういった意識でレコーディングに臨んだんでしょう?

神凪:現実逃避感が強めの表現がいいのかなと思って。ガッと言葉をぶつけるよりは、何もかもを取っ払った開放感がある感じというか、軽やかさや、いい意味で何も考えずに言葉を放つような感覚でレコーディングしていきました。

――今回のEPにはカバー楽曲も2曲収録されていますが、曲のチョイスも神凪さんご自身で?

神凪:そうですね、私が選びました。「Voyage」は久檻夜くぅさんの楽曲ですが、最初聴いた時は「かなり難しい曲だな」と思って。特にDメロですね。なんというか、掴み所のない曲だなって。でも、だからこそ自分で歌うことにチャレンジしてみたいなと思って選曲させてもらいました。「ダウト」は獅子神レオナさんの曲ですが、本当に大好きで、私自身のコンセプトにも合うなと思っていたんです。今回のEPの中だと一番ロック調な曲ですが、他の楽曲とはまた違った雰囲気や、表現の幅広さを楽しんでもらえるかなと思って選んだものになります。

――各曲の注力ポイントや、「ここを聴いてほしい!」というポイントもあればぜひ教えてください。

神凪:「Voyage」は冒頭からかなりグルーヴィな感じで歌う曲で、英詞も結構出てくるので、そこも重視して歌ったポイントですね。一番頑張ったのはさっきも触れたDメロかな。やっぱり難しかったです。「ダウト」もDメロ、〈憧れだったミュージシャンも〉からを特に注力して歌ったんですけど、歌詞がどちらかと言えばナイーブでブルーな感じなので、そういう感情を込めまくりで歌わせていただきました。どちらの曲も収録前にかなり練習を重ねたので、その成果が発揮されて満足のいく出来になりました。聴いてもらったリスナーさんの反応が楽しみですね。

――そんなEPを携えて、9月20日のRe:AcT LIVE『BRIGHT NOTES』に出演されます。神凪さんは、今回のライブで念願の3Dお披露目にもなりますよね。

神凪:そうなんですよね。今もまさに練習を頑張ってる最中なんですけど、まだやっぱり不安のほうが大きいんです。あと今回はソロステージの時間もかなり長めになるんじゃないかと思うんですけど、それも最初お話を聞いた時は不安のほうが大きくて。私自身、バーチャルアーティストの世界でまだまだ知らないことも多いので、「本当に私で大丈夫なんですか?」って思ったりもしたんですけど、告知が出てからは覚悟も決まったというか。ファンの方からの「楽しみ」って声もたくさん届いたので、今は「やってやるぞ!」という気持ちで練習に励んでいます。

――ライブは特に、どんなところをリスナーの方に見てもらいたいですか?

神凪:3Dの姿で動いてるところをぜひ見ていただきたいんですが、今回はセトリも盛り上がる曲を用意していて、熱い想いをぶつけにぶつけまくる選曲になったと思うので、そこも楽しみにしてほしいですね。会場みんなで盛り上がれる一体感のあるライブができたらいいなと思ってます!

――最後にリスナーさんへのメッセージをお願いします。

神凪:EPからのライブというのが初めてで緊張はしているんですが、最高の曲、最高のライブを届けられるように頑張りたいと思ってます。ライブの予習も兼ねて、ぜひEPもヘビロテで聴きまくってください!

■リリース情報
夢川かなう New EP『CUTE × AGGRESSION』
8月23日(日)リリース
配信:https://linkco.re/dDuytPbn
<収録曲>
M1. hide and seek(作詞・作曲:maigo)
M2. Patchwork(作詞・作曲:colate)
M3. 水没▽えすけーぷ(作詞・作曲:YASAI SHOP)
M4. アイリス(Remaster)(作詞・作曲:tokiwa)
M5. いつか恋をした(Remaster)(作詞・作曲:新山俊也)
M6. Jelly-Selfish(Remaster)(作詞・作曲:BBM)

夢川かなう New EP『CUTE × AGGRESSION』

杏夜くもり New EP『くもりのあしあと』
8月30日(日)リリース
配信:https://linkco.re/GabDGHb6
<収録曲>
M1. 天気雨(作詞・作曲:Nei.)
M2. 晴れきらない空に(作詞・作曲:有染放送)
M3. Seeker(Cover)(作詞・作曲:BaetSea)
M4. 5月のせいにして。(Cover)(作詞:ぼっちぼろまる/作曲:小野貴光)

杏夜くもり New EP『くもりのあしあと』

魔光リサ New EP『NO!』
9月6日(日)リリース
配信:https://linkco.re/teMfcBbx
<収録曲>
M1. DEVILISM(作詞・作曲:Sumia)
M2. カットアウト(作詞・作曲:zensen)
M3. SACRIFICE(2026Ver)(作詞・作曲:daraku)
M4. AMBIVALENT(2026Ver)(作詞・作曲:daraku)

魔光リサ New EP『NO!』

神凪アンナ New EP『相対性インソムニア』
9月13日(日)リリース
配信:https://linkco.re/rBbgtr3S
<収録曲>
M1. 相対性インソムニア(作詞・作曲:夜丹れにや)
M2. とける光(作詞・作曲:いのうつはSA)
M3. Voyage(Cover)(作詞・作曲:Osanzi)
M4. ダウト(Cover)(作詞・作曲:葵木ゴウ)

神凪アンナ New EP『相対性インソムニア』

■ライブ情報
Re:AcT LIVE『BRIGHT NOTES』
公演日:2026年9月20日(日)
会場:GRIT at Shibuya
第1公演:開場14:45/開演15:30 出演:夢川かなう・杏夜くもり
第2公演:開場18:15/開演19:00 出演:魔光リサ・神凪アンナ

<チケット情報>
購入:https://t.co/bxu0rg1Sx3
・プレミアム通しチケット(特典グッズ/最優先入場):20,000円(税込)
・プレミアム第1公演チケット(特典グッズ/優先入場):10,000円(税込)
・スタンダード第1公演チケット:8,000円(税込)
・プレミアム第2公演チケット(特典グッズ/優先入場):10,000円(税込)
・スタンダード第2公演チケット:8,000円(税込)

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