EXILE THE SECOND、“14年分の愛と魂”をぶつけたツアーファイナル EXILE ATSUSHI&TAKAHIROも駆けつけた熱狂の一夜

EXILE THE SECONDが9月27日、大阪・大阪城ホールで『EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2026 “PERFECT YEAR BEST ~Born To Be Wild~”』の最終公演を行った。
6年に一度の祭典である『LDH PERFECT YEAR』となる今年、6月の静岡公演を皮切りに全国3都市で5公演が開催されたこのツアーは、EXILE THE SECONDにとって、約2年ぶり4度目となるアリーナツアー。タイトルに「PERFECT YEAR BEST」とあるように、パフォーマンスや選曲においても、EXILE THE SECONDの全軌跡を振り返るようなBEST LIVEとなっていた。また、この日はEXILE25周年の記念日でもあるということで、EXILEのATSUSHIとTAKAHIROが登場。10,000人のセカ友(EXILE THE SECONDファンの呼称)が集結したツアーファイナルを盛り上げる、最高のサプライズも用意されていた。

オープニングアクトとして登場し、「真夏の花火」と最新曲「僕を探してた」を披露したLIL LEAGUEのステージが終わると、時空をトリップするかのような光の演出に包まれながら、EXILE THE SECONDのライブがスタート。「Born To Be Wild」の印象的なギターのイントロが鳴り響くと、デジタルの時計がカウントダウンを始め、メインステージからいくつもの炎が吹き上がった。最初に、橘ケンチが巨大なフラッグを抱えてステージ上段から登場。NESMITHはエレキギターをかき鳴らし、SHOKICHIはドラムを響かせている。舞台下にスタンバイしていたTETSUYAは軽々とジャンプを決めてステージに現れ、AKIRAは客席のど真ん中にあるサブステージでフラッグを振り回す。オープニングから、どこを見ても楽しめる演出だ。5人はメインステージ中央に集結し、円陣を組んで気合を入れると「Route 66」がスタート。吹き上がる炎の興奮と5人のテンション高いパフォーマンスが相まって、セカ友のリアクションもすでに最高潮といった様子だ。みんなでジャンプしながらコール&レスポンスを楽しんだ「HERE WE GO」。SHOKICHIとNESMITHのラップからスタートした「Break It Down」では、パフォーマー3人が首元にバンダナを巻き、バットを使った演出で楽しませる。女性ダンサーたちとクールなパフォーマンスを繰り広げた「24/7 Cruisin'feat.LL BROTHERS」から振り付けも楽しい「ASOBO! Feat.Far East Movement」へと続き、「WILD WILD WILD」では常に限界を突破していく5人の気概溢れるパフォーマンスで魅了した。



最初のMCでは、バンドメンバーの紹介に続いて「ついにファイナルを迎えました。大阪城ホールの皆さん、楽しんでくれてますか? 僕ら、飛ばしてますよ(笑)。今日は最高の思い出をみんなで作って、最高の1日にしましょう!」と呼びかけたSHOKICHI。また「セカンドが始まって約14年。僕らがここまで歩みを止めなかったから、そしてみんなが僕らを応援することをやめないでいてくれたから、今日この日を迎えることができてます。あの時僕らがセカンドを諦めなかったから、EXILEも諦めなかったから、音楽を作ることを諦めなかったから、こんな素晴らしい今日があるんだと思います。僕らに踊る理由を、歌う理由を作ってくれて本当にありがとうございます!」と感謝の気持ちを伝えた。

「14年分の愛と魂を受け取ってくれ!」というSHOKICHIの熱い叫びからスタートした次のセクションでは、ハットやスカーフを使い色気のあるパフォーマンスを披露した「Dirty Secret Remix feat.AKLO」から「Sex Me Up feat .DEEP」を経由して「アカシア」へ。情感を込めた2人の歌声と、女性ダンサーとの切なくも美しいコラボレーションで、楽曲に込められた深い愛の世界を作り上げた。その後もオリエンタルなムードが美しい「花鳥風月」、女性ダンサーたちがパフォーマー3人のタンクトップを引き裂くという大胆な演出も飛び出した「Missing You」と続き、それぞれの楽曲で描かれているさまざまな形の愛を、ストーリーを感じさせるパフォーマンスで届けた。
ステージに1人残ったSHOKICHIは、まずここまでの盛り上がりと、またひとつ最高の思い出ができたことへの感謝を伝えた。そして「アイコンタクトしながらライブやってると、みんな嬉しそうなんだ。みんな楽しそうで、“ここが自分たちの居場所なんだ”って、心で会話しながらやってる気がします。ここに立てているのは、当たり前じゃない。どれだけ練習しても、みんながいてくれないと絶対に成立しないわけで。もう、ありがとうでは足りない。ありがとうの上の言葉って何なんですか(笑)。足りねえよ!」とメンバーを代表して今の気持ちを言葉にする。また「14歳でバンドを始めて、来月で41歳。それでもこうやって好きで始めた音楽をまだやれてる。何という……何ということでしょう(笑)。もう、心が言葉に追いつかない(笑)。これからもいい音楽を作っていきます。まだまだいきますよ。だからどんなことがあっても忘れないでください」と語りかけ、〈みんなが笑う時 みんなが迷う時/そのすべてに僕がいる、セカンドがいる、EXILEがいる、僕たちの音楽がある〉と「The One」の歌詞を変えて歌い始めた。大阪城ホールに響き渡る、セカ友の大合唱。その光景を嬉しそうに見つめるSHOKICHIの眼差しこそが、ありがとうの言葉を超える想いを伝えているようだった。
真っ赤に染まった会場に響く、お馴染みのメロディ。会場後方から現れたのはもちろん、アフロヘアにスタジャンのNESMITHだ。SOUL TRAINならぬ「EDDIE TRAIN」ではダンサーたちと一緒に笑いも交えた「September」を披露し、会場は巨大なダンスフロアと化していた。


暗転した会場のスクリーンに映し出されたのは、ジャケットを羽織り、次々にステージへと向かうメンバーたち。仕切られた黒いカーテンを開けると、そこにはなんと、EXILE THE SECONDのメンバーと肩を組んだATSUSHIとTAKAHIROの姿があった。悲鳴のような歓声が湧き上がる中、ステージに登場した7人は「Choo Choo TRAIN」を披露。ファイナルにふさわしい最高のサプライズをプレゼントした。

ATSUSHIはEXILEが今日25周年を迎えられたことへの感謝を伝え、2日前に日本武道館のソロ公演を終えたばかりのTAKAHIROは「今日も黄色い歓声が欲しくて来てしまいました(笑)」と挨拶。さらにATSUSHIがここまでの流れを振り返り「伝説のMC、始まりそうじゃなかった?」とSHOKICHIのアツいMCに触れると、「心がマイクを追い越していきそうな感じなんです(笑)」とSHOKICHI。ATSUSHIはさらに「“心がマイクを追い越していく”! 名言、もらいました(笑)」と笑いを取りつつ、その後も爆笑のやり取りを繰り広げながらトークを締め括った。
ライブもいよいよ後半戦となるこのセクションは、ツアー初日にライブ初披露となった新曲「SAME OLD」から。曲の途中、座り込むメンバーに「疲れてますか?」と問いかけるシーンがあったり、「EXILE THE SECOND、まだまだヤングですよね? 俺たち、まだまだヤングですよね!」と奮起するシーンも挟まれたりしていて、まさにライブならではの仕上がりに。「Summer Lover」では客席に降りたメンバーがサイン入りのバスタオルを直接プレゼントし、通路でのパフォーマンスもたっぷり披露しながらコミュニケーションを取っていく。タオルを回して盛り上がる「Going Crazy」ではLIL LEAGUEのメンバーも登場し、ステージと客席の境を感じさせない一体感を生み出しながら熱狂の景色を作り上げた。


本編最後となるMCでまずNESMITHは、「今回のツアーは僕たちにとってもチャレンジがあった。皆さんとセットリストを考えたりして、(PERFECT YEAR)BESTということで新旧織り交ぜながら、でも間違いなく未来を感じられるツアーになったんじゃないかと思います」「これからもセカンドのエンタテインメントを、広く、長く、届けていきたいと思います」と挨拶した。SHOKICHIは次に歌う楽曲「Alive」のコーラス部分をレクチャーし、セカ友の素晴らしい大合唱を会場に響かせながら本編を終えた。
アンコールはEXILE THE SECONDの代表曲のひとつであり、ライブの盛り上がりには欠かせない「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」からスタート。「THINK 'BOUT IT!」や「プライド」など4曲がメドレーで披露された。

最後のMCではまずTETSUYAが「EXILE25周年という記念すべき日にファイナルができて嬉しい。25年やってるといろんなことがあるけど、僕らは踊りも歌も止めなかった。すごいメンバーだなと感じた。メンバーに感謝したい」と挨拶。ケンチは「毎公演全力を更新していって、ついにここに辿り着きました。会場に来てくれた人、PPVでご覧の皆さん、セカンドのゴールテープを一緒に切ってくれて本当にありがとうございます。これからも一緒に歩んでいってください」と会場を見渡した。AKIRAは「生まれ変わってもEXILEになりたい、EXILE THE SECONDになりたい、ここにいるみんなとまた出会いたいと思える人生。感謝しかありません」と真摯な思いも伝えた。最後にSHOKICHIが「今日みんなの前でパフォーマンスさせていただいて、セカンドというグループの存在理由みたいなものを、改めて感じます。5人全員が絶対に心の底からそう感じているし、これからもセカンドとして頑張っていきたいなって思ってます。これからも僕らの音楽でちょっとでも人生が素敵になればいいなという思いで、まだまだ張り切って頑張っていきます。チームLDH全員で、みんなに最高のエンタテインメントを届け続けますので、これからも最高の応援をお願いします」と頭を下げると、客席からは5人に向けた拍手が長く続いていた。
アンコールのラストは「RAY」。メンバーはみんな、客席の一人ひとりに感謝を伝えるように歌い、手を振る。心と心を繋ぐようなセカ友のあたたかい大合唱に包まれながら、『EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2026 “PERFECT YEAR BEST ~Born To Be Wild~”』の最終公演は幕を閉じた。


























