WOLF HOWL HARMONYメンバー紹介第3回:GHEE 苦労や葛藤を原動力にーー音楽への強い想いがグループに与える熱量

2026年に「LDH PERFECT YEAR 2026」を迎えるLDH。6年に一度の特別な1年は、これまで以上に特別なイベントが目白押しになるはずだ。そんな中、注目を集めているのがNEO EXILE世代の活躍だ。LIL LEAGUE、KID PHENOMENON、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONYの4グループはそれぞれの特色を活かしながら、どんどん活動の規模を広げている。
今回はそんなNEO EXILE世代のメンバーを紹介したい。第16弾はWOLF HOWL HARMONYよりGHEEをピックアップ。

WOLF HOWL HARMONYは、2022年に開催されたLDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』男性部門の第二章より誕生したグループ。2023年8月23日、シングル「Sweet Rain」でデビューを果たし、2025年には初のファンミーティングツアー『WOLF HOWL HARMONY LIVE & FAN MEETING TOUR 2025 ~BAKUON DREAM~』を開催。今年は3月12日に1st EP『tera』をリリースし、9月からは初の単独ツアー『WOLF HOWL HARMONY LIVE TOUR 2026 "tera trip"』も控えている。4人が織りなす美しいハーモニーに定評があり、今後の活躍に期待がかかっている。
GHEEが持つ、歌への情熱
1997年静岡県出身のGHEEは、ヨーロッパ系ブラジル人の母親と日系ブラジル人の父親を持つクォーター。明るくにぎやかな性格で、本人曰くメンバーからは「うるさい」と言われることもあるという。一方で、その場の空気を一気に前向きなものに変えるような熱量も持ち合わせている。
幼少期は活発で、虫取りや外遊びが大好きな少年だったという。スポーツも万能で、学生時代はサッカーに打ち込み、プロの選手になることを夢見ていた。だが、金銭的な事情から諦めざるを得なくなった過去を持つ。そんな彼がもうひとつ心の支えにしていたのが音楽だった。お気に入りの作品としてThe Weekndの「Starboy」を挙げているほか、EXILEについても「青春の1ページ」と語っており、幼い頃からさまざまな音楽に影響を受けてきたことが窺える。
GHEEが本格的にアーティストを志すきっかけとなったのが、母親の存在だった。勤務先で人間関係に悩み、涙を流しながら帰宅する姿を見て、「自慢の息子になって恩返ししたい」という想いが強くなっていったという。もともと自身も音楽に支えられてきた経験があったからこそ、「今度は僕が助ける側になりたい」と考えるようになったそうだ。『iCON Z ~Dreams For Children~』で母親から届いたボイスメッセージをお守りのように大切にしていた姿からも、家族への深い愛情と、夢に懸ける覚悟が伝わってきた。
アーティストを目指して上京してからは、働きながら夢を追う日々を送っていた。オーディションでは、トラックドライバーとして勤務中の信号待ちの時間を使って車内で歌を練習する姿も映し出されていた。ダンスは未経験だったため苦戦する場面も少なくなかったが、ラップスキルは早い段階から高く評価されていたことも印象深い。ラップの審査では、夢を追う葛藤や、自分を信じ続ける覚悟を込めた自作のリリックを披露。三次審査では個人ランキング5位に入り、EXILE SHOKICHIからは「心の痛みみたいなものを表現できるラッパー」と称賛されていた。WOLF HOWL HARMONYとしてデビューして以降も、熱い感情を乗せたラップとボーカルでリスナーの心を掴んでいる。
ルーツを活かした作詞も話題に
オーディション時代の密着映像からは、DTMの勉強や、日々リリックを書き溜めるなど、クリエイティブ面への強い探求心も垣間見えた。そして、EP『tera』の収録曲であり、ブラジリアンファンクを取り入れた「Gachi Funk」では作詞にも挑戦。自身のルーツも活かしながら、表現力を磨き続けている。苦労や葛藤を乗り越えながら夢を追い続けてきたからこそ、彼の言葉やパフォーマンスには人の心を熱くする説得力が宿っているのだろう。これからもGHEEは、WOLF HOWL HARMONYに唯一無二の熱量を与えていく存在であり続けるはずだ。


























