嵐、五輪を彩り続けた名曲たち 「カイト」「風の向こうへ」「Hero」……人々の支えとなるエールソングの真髄
5人のユニゾンが紡ぐ安心感、アスリートの心に共鳴する嵐のひたむきさ
Netflixで配信されて大きな話題を呼んだ『ARASHI's Diary -Voyage-』でも映し出されたように、彼らはステージに立つために、どれだけの準備を重ねてきたことかーー。特に彼らは、“トップアイドル”として寄せられる期待が大きいだけに、前例のない新たな試み、労力も相当なものだったと想像する。大きな会場でもクオリティを落とすことなく、来場者全員を幸せにするための努力や工夫を厭わない彼らだからこそ、アスリートの心に共鳴するのではないだろうか。
そして、明るさの中にも力強さが宿る音や、歌詞に込められたメッセージが彼らの楽曲にはしっかりと根付いている。歌声も、ソロパートはもちろんのこと個性溢れる5人のクリアな歌声によるユニゾンがもたらす平和感や安心感。まさに彼らの音楽が五輪という舞台に“適任”という、音楽パフォーマンス面での説得力も大きな理由だと考える。
過去のイメージソングやテーマソングを耳にするだけで、さまざまな大会で見せたアスリートたちの名場面を思い出す人も少なくないはず。そうした彼らのエールソングは、アスリートに限らず、ファンやリスナーの心にも深く響いているだろう。
流して聴くだけでも気持ちが前向きになったり、ふとした時にワンフレーズを思い出して励まされたり、勇気をもらったり。耳馴染の良いメロディと口ずさみやすいフレーズは、私たちが思う以上に深く心に根付いているもので、ストレートに響く嵐の楽曲にパワーをもらった人もたくさんいるだろう。嵐のエールソングは、多くのリスナーを明るい方向へと導き、支えとなっていたのだ。
さて、嵐は3月13日の北海道・大和ハウス プレミストドームを皮切りに『ARASHI LIVE TOUR 2026 「We are ARASHI」』をスタートさせる。ひとつのゴールは決まっているものの、さまざまなスポーツの大会を彩った彼らの音楽がそうだったように、嵐の5人はきっと、忘れられない景色と、胸に刻み込むような一生モノのパフォーマンスと言葉をもたらしてくれるに違いない。桜のつぼみが膨らむ頃、彼らの奮闘も幕を開ける。
























