堂本光一、『Endless SHOCK』の師弟関係はこれからも続く 原嘉孝ラジオ出演で見えた親心のような愛情
堂本が原に向け続けた親心と、「また協力してね」と交わされた共演の約束
そんな軽口を叩き合いながらも、「ちゃんとは話せてなかったから。聞きたかったなと思って」と、これまでになかったトークでの共演を楽しみにしていた様子の堂本。「俺、すごく失礼なメールを送ったんだよね」と自ら掘り下げたのは、timeleszの新メンバーオーディション『timelesz project』に挑んでいた原に、「原はtimeleszじゃないと思う」という率直な思いを伝えたという話だった。
その理由は、「ひとりの役者、タレントとしての形が確立しているように見えた。そんな人間がグループに入るって、想像がつかなかった」「個としての“原嘉孝”を育て上げてきたのも見てきたから、なんか不思議な感じだった」と続ける。
かつて、原が映画『#真相をお話しします』に出演するため、『SHOCK』の稽古とのスケジュールを調整しなければならないことがあった。そのときも事前に相談し、仁義を通そうとする姿勢に一目置いていた。「原なら大丈夫」と思えるものがあるから、「行ってこい。原にとってもチャンスだから。結果を残してこい」と送り出したのだ。それくらい俳優としての原を買っていたからこその、「違うと思う」という言葉だった。
しかし、そんな心配を跳ね除けるように、今はtimeleszというグループでの活動を楽しんでいる原。その姿を見て「自分の想像を超えた形を作ってきたんだなって。すごいなと思うのと同時に、『よかった〜』って」と安堵の声をあげた堂本。その言葉に「親ですやん」とツッコミを入れる原の声にも、喜びが滲む。
『timelesz project』の候補生について「他の子たちも素晴らしい子はいた」と前置きしながらも、やはり『SHOCK』を通じて成長を見守ってきた原、そして寺西拓人については、「あまりに知りすぎているがゆえに、不合格になる姿を俺は見たくなかった」という親心ならではの本音が飛び出した。
対して原は、むしろ「仮に落ちたとしても、今後吹っ切れる、役者としてもっと強くなれる」という覚悟の上で臨んでいたと打ち明ける。ひとりで何をしても自分に返ってくる環境にもやりがいはある。だが、グループで切磋琢磨しながら何かを目指すことが好きだという、自分の心に素直に向かおうと思ったのだとも語った。
自ら「『SHOCK』に出させてください。出たいんです」と直談判したのもそう。結果、堂本の背中を見ながら学んできた経験が、新しい未来を切り開く自信にもつながった。「何の無駄もない15年間でした」と言い切る原に頼もしさを感じながらも、「熱いな。そりゃ袖いらんな」と笑いを交えていくのも、堂本の愛情の表れに思えた。
『SHOCK』ラストイヤーの公演中、半分は和太鼓を叩きながら泣いていたんじゃないかと振り返る原。その力強い太鼓の音を受けて、堂本も「みんながひとつのショーを成功させたいんだ」と感じ取っていたようだ。
自分を常に上塗りしていかなければならない仕事であること。観客を楽しませ続けることができなければ、その結果はすぐに返ってくる怖さもある。だからこそ、「SHOCK病」と笑ってしまうほど追い込まずにはいられなかった。そんな座長の背中を見ながら、原はステージに立つ覚悟を学んできた。
堂本は、アイドルグループとしての活躍もあるのは承知の上で、「舞台はやり続けてほしい」と原に思いを託す。そして「これ隠してたって自分のだからいっか」と言い放ち、「なんかやりたいとは思ってる、『SHOCK』にこじつけて。やろうよ。そうなった場合は、また協力してね」と、生放送ならではのサプライズ発言も。これには原も「えええー! また同じステージに!? うわー、うれしい」と声を弾ませた。また新たな形で師弟関係を深めていく、そんなふたりの歩みを見つめていくことができる。そんなお年玉のような喜びに満ちたラジオ共演だった。

























