LIL LEAGUEメンバー紹介 第6回:難波碧空 “愛され最年少”が大人の階段を登りながら叶え続ける夢

2026年に「LDH PERFECT YEAR 2026」を迎えるLDH。6年に1度の特別な1年は、これまで以上に特別なイベントが待ち遠しい1年になるはずだ。そんな中、注目を集めているのがNEO EXILE世代の活躍。LIL LEAGUE、KID PHENOMENON、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONYの4グループはそれぞれの特色を活かしながら、どんどん活動の規模を広げている。
今回はそんなNEO EXILE世代のメンバーを紹介したい。第6弾はLIL LEAGUEより難波碧空をピックアップ。
LIL LEAGUEは2022年、LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』男性部門でグランプリを獲得しデビューを果たしたグループ。今年9月に開催された『“LDH PERFECT YEAR 2026”解禁イベント』では予定されているイベントの一部が解禁された。その中でLIL LEAGUEは1月からホールツアー『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 "Wonder Island"』をスタートさせ、「LDH PERFECT YEAR 2026」のトップバッターを飾る存在となる。

難波は2009年、神奈川県出身。EXPG横浜校の卒業生でもあり、関西出身のメンバーが多いLIL LEAGUEのなかでは唯一関東出身のメンバーだ。
グループでは岡尾真虎、百田隼麻と同学年の年下組。『iCON Z ~Dreams For Children~』当時は13歳で、男性部門では最年少の参加者だった。あどけない笑顔で周りを和ませつつも、自分の考えをしっかりと言葉にする逞しさも見せていた難波。課題曲の「Rollah Coaster」では〈Bad dayも楽しんで/チケットを手に Happy day Happy day/瞬間を切り取って〉の高音パートを担当し、爽やかな歌声を響かせていた。
幼い頃からダンスが好きで、家ではマイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』の映像にあわせて踊っていたという。オーディション当時も、小柄ながらもパワフルで熱いダンス、そして“踊るのが好き”という純粋な気持ちが彼を輝かせていた。LIL LEAGUEとしてデビューして以降も、普段の愛くるしい末っ子キャラとパフォーマンス時のギャップが魅力のひとつで、百田からも「なんちゃんのステージ上での見せ方や動きの美しさは、ずば抜けてるなって前から思っていて。ライブ映像を見返すと、マイクの持ち方とか立ち方とか、その一つひとつの動きが本当にきれいなんです」と絶賛されるほど。個人的には、ライブでの「Beat Loud」で、静寂のなかで一人歌い上げるアレンジが印象深く、可愛らしさとクールさを兼ね備えているメンバーだ。

オーディション中に行われたロケでは、自宅で本番を想定して靴を履きながらダンスを練習する努力家な姿も見せていた。デビュー直前のインタビューでも、「デビューが決まった時、改めて嬉しい気持ちと同時に、これからは全世界のアーティストと同じラインに立つんだということを自覚したんです」と語っている。向上心を絶やさない彼が、LIL LEAGUEを支えていることは間違いないだろう。そんな難波が憧れの先輩として挙げている人物は、THE RAMPAGEの吉野北人。もともとはファンから「声が似ている」と言われたことから意識し始め、次第にボーカリストとしてリスペクトする存在になったという。

マイケル・ジャクソンがエンターテインメントの世界へと導いてくれたように、自身も「人々に夢を与えられる存在になりたい」と目を輝かせていた難波。可愛らしい少年から徐々に大人の階段を上りながら、その夢を叶え続けていくことだろう。来年3月4日に2ndアルバム『NEOMATIC』のリリースも決まった今、これからも彼の成長を一緒に見届けられるのが楽しみだ。



























