2025.11.23 12:00

LIL LEAGUEメンバー紹介第4回：岡尾真虎　冷静な視線とアツいダンスでグループを牽引する存在に

　2026年に「LDH PERFECT YEAR 2026」を迎えるLDH。6年に1度の特別な1年は、これまで以上に特別なイベントが待ち遠しい1年になるはずだ。そんな中、注目を集めているのがNEO EXILE世代の活躍だ。LIL LEAGUE、KID PHENOMENON、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONYの4グループはそれぞれの特色を活かしながら、どんどん活動の規模を広げている。

　今回はそんなNEO EXILE世代のメンバーを紹介したい。第4弾はLIL LEAGUEより岡尾真虎をピックアップ。

　LIL LEAGUEは2022年、LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ～Dreams For Children～』男性部門でグランプリを獲得しデビューを果たしたグループ。今年9月に開催された『“LDH PERFECT YEAR 2026”解禁イベント』では予定されているイベントの一部が解禁された。その中でLIL LEAGUEは1月からホールツアー『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 "Wonder Island"』をスタートさせ、「LDH PERFECT YEAR 2026」のトップバッターを飾る存在となる。

　2008年京都府出身の岡尾は、百田隼麻、難波碧空と同学年であり、LIL LEAGUEのなかでは年下組だ。一方で、寮生活においては一番早く起きてほかのメンバーを起こすなど、しっかり者で世話焼きな一面も垣間見える。料理が得意で、デビューに向けて上京する際には家族にオムライスを振る舞っていた。

　彼の実の兄は、KID PHENOMENONに所属する岡尾琥珀。ダンスも兄の影響で6歳から始めたといい、『iCON Z ～Dreams For Children～』には兄弟で参加した。オーディションの際の密着動画でも、「2人やったら『それいいや！　僕もやろう』って吸収して奪える」（真虎）、「性格の面でもダンスの面でもお互い違うものを持ってて、2人でやるっていう意味はすごくあると思う」（琥珀）と、お互いに実力を高め合える存在だと語っていた2人。まだ10代とは思えないほどの卓越したダンススキルは、幼い頃から兄の琥珀と切磋琢磨しながら磨き上げられたものなのだろう。

　しなやかで表現力豊かなダンスでファンを魅了する岡尾。EXPG京都校の出身でもあり、オーディションに参加する以前からさまざまなダンス大会で優勝、上位入賞を果たしてきた実力派だ。グループではダンスリーダーを務め、「Monster」では山田晃大とともに振り付けも担当している。メンバー全員が高いダンススキルを持つLIL LEAGUEだが、なかでもダンスでグループを引っ張っている一人だ。

　一方で、ラップやボーカルのスキルも高く、オーディションの第三次審査ではダンス、ラップ、ボーカルのどれも安定的な成果を発揮して個人ランキング9位に。そのオールラウンダーぶりに、EXILE HIROは「すべてにおいて努力しているんだろうなって」、EXILE SHOKICHIは「若きバランサー」と太鼓判を押していた。そんな岡尾が尊敬する人物として挙げているのは、THE RAMPAGEの川村壱馬。オーディションのファイナルステージでコラボパフォーマンスした際に、その圧倒的なオーラと、謙虚で相手へのリスペクトの気持ちを忘れない人間性に惹きつけられたという。

　デビュー直前のインタビューで、岡尾はずっと続けていきたいLIL LEAGUEの魅力として「今のLIL LEAGUEらしさって『若いバイブスを力に変えていく』みたいな印象」「僕たちらしい遊び心やバイブスは、これからもずっと表現していきたい」（※1）と語っていた。その言葉からは、グループを客観的に見つめ、自分たちの在り方を丁寧に分析していることも窺える。