中島健人が放つポジティブな言葉の数々 田中樹の活躍をまっすぐな目線送るリスペクトと愛情

 SixTONESがパーソナリティを務めるラジオ『SixTONESのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)10月25日放送回は、スペシャルウィークにちなんで特別なゲストとして中島健人が登場した。

中島健人の発言から溢れ出る田中樹へのリスペクト

 
 
 
 
 
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中島健人(Kento Nakajima)(@kento.nakajima_313)がシェアした投稿

 この日、パーソナリティを務めたのは中島と同期である田中樹、そして中島とはプライベートでも交流のあるジェシーだった。ふたりは、音楽番組『Venue101』(NHK)の生放送終わりに駆けつける中島が、移動中もラジオを聴いていることを期待して「セクシーニキ」と呼びかけ、「セクシー対抗」をする気満々のフリートークで待機。そこに、リスナーも「(セクシーな)バスローブ姿で聴いています」「(スタジオのある)有楽町の空がセクシーなピンク色になってきました」などとメッセージで盛り上げて、中島の到着を待ちわびた。テレビからラジオへの生放送ハシゴ。しかも、翌朝にはまた早くから仕事の予定が詰まっているという中島が、このオファーに二つ返事でOKを出したのは、同期の田中とじっくりと話したかったからだという。

 到着するやいなや、「あまりにもセクシーが過ぎる!」と茶化す田中に、中島は「久しぶり。樹」とまっすぐに向き合う。その間に流れる少し気恥ずかしい空気を見逃さなかったジェシーから「なんなのよ、このふたりの関係は!」とツッコミが入るのだった。改めて「完全なる同期。オーディションが全く一緒で……」と説明する田中に、「2008年4月20日だね」と正確な日にちを添える中島。だが、その記念日に毎年欠かさず熱いメッセージを送っていたのは、むしろ田中のほうだったという。

 ジュニア時代、中島は正統派のキラキラ王子様路線で「アイドルのお手本」と称されていた。一方の田中は、ちゃんとやることをどこか照れくさがる“思春期男子”らしさを持っていたため、ONの場であるグループ活動でも、OFFのプライベートでも交わる機会は多くなかった。それでもふたりは入所日に「絶対に辿り着くからな」と互いに決意を確かめ合っていたというのだから、実にエモーショナルだ。「あんまりちゃんと話したことないよね?」と、照れを隠すように語る田中に、中島は「パブリックで俺との距離を遠ざけ過ぎるクセがある」「(シャイボーイなのも)知ってる」「16年くらい経って、今ようやくちゃんと話せてるのが嬉しい」と語りかける。

 もしかしたら、田中の隠しきれない一面を知る中島を迎えるからこそ、「セクシー」武装をして待機していたのかもしれない。そして、その「セクシー」の力に頼っていたのは、他ならぬ中島自身もだった。デビューして数年のころには「生き残るためにセクシーという刀を信じてた」という名言を披露。対して、田中には「樹はSixTONESを信じてたよね」とも。中島は自分とは異なる形で活躍を続ける田中に対して、ずっと一目置いていたのだ。「樹はいいよね。ジェシー幸せだよね。こんなに優しくツッコんでくれる人(なかなかいないよ)」とジェシーに話しかけながら絶賛。ジェシーからは「ときどき厳しいよ」と合いの手が入ると「厳しさもあいまっていいよね」とこれまた全肯定。続けて「同期なわけじゃん? その人がさ、日曜の(冠バラエティ番組『Golden SixTONES』)仕切りをやってるのが感慨深くて! 日曜の夜を操縦できてるのがマジですごい。バランスがいいのよ。“うわ、SixTONESおもろい!”って」と称賛が止まらない。

 田中はそのポジティブな言葉を浴びながら「めっちゃ自己肯定感上がってきたんだけど」と喜びを隠せなかった。中島から見てSixTONESの中には、デビュー前にユニットB.I.Shadowとして活動していた松村北斗や高地優吾がいる。加えて森本慎太郎とは幼いころから接点があり、京本大我とは趣味を通じて親交がある。そんな個性的な仲間を優しくまとめる田中に、中島が強いリスペクトを抱くのも当然だ。田中の活躍を見ながら、「父」という言葉を使ったのも中島らしい視点。そうした尊敬や愛情を照れることなく、まっすぐ言葉にして伝えられる中島の器の大きさも、年を重ねるにつれてずっしりと頼もしく感じられるようになった。

 それは、ちょっぴりくすぐったさを感じながら使っていた「セクシー」とは違う、本物の大人の色気漂う包容力とも言える「セクシー」さ。グループを信じ突き進む田中と、ソロという新たな道に踏み出した中島。異なる場所でお互いを意識しながら走り続ける二人の姿は、同期ならではの胸を打つものがある。番組内で改めて連絡先を交換した中島と田中。きっと次の4月20日には、田中から中島へメッセージが送られるだろう。「まだまだ話せる」と話し足りない様子だった3人。ぜひともゲスト出演を約束した、中島がパーソナリティを務めるラジオ『京成電鉄 presents 中島健人のエヌトワ』(bayfm)で続きを聴かせてほしい。

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