Friqtao、全5曲入りのデビューEP『Lifestream』リリース フォーカス曲はジブリからインスパイア

Friqtao、デビューEPリリース

 Friqtaoが、デビューEP『Lifestream』を本日10月10日にリリースした。

 自身が全ての作曲と演奏を手がけた本作は、フォーカストラック「Woke up in Japan」をはじめ、9月にリリースした「Run away」など、感情、記憶、想像力を巡る全5曲を収録。“それが如何なるものであれ、何かを感じさせる”というコンセプトの下に、七変化する多様な感情をリスナーに抱かせてるものとなっている。

 また、本作のタイトルには自身の過去へのオマージュが込められており、Friqtaoは「“ライブストリーム”という言葉をもじったもので、これまでやってきたSNSでの活動と、これから目指す新たな方向性を表しています」とし、「陳腐に聞こえるかもしれないけれど、音楽的には“人生”の全貌と、そのあらゆる側面が表現されています。収録曲のムードは、楽観的なものから穏やかなもの、激しいものからノスタルジックなものまで、さまざまです。多様でありながら極めて現実的である、人として体験するあらゆる人生の側面を描きたかったのです。故に、“Lifestream”というタイトルを付けました。人生が与えてくれる全てのストリーム(流れ)というわけです」と続けた。

 オープニング曲「Lifestream」が作品全体のトーンを定め、まばらで無邪気な音色で幕を開け、次第に豊かな重層的な演奏へと進化していく。Friqtaoは同曲について「タイトル曲“Lifestream”は、私のピアノとの出会いと歩みを表しています。出だしの演奏は、子どもの頃に初めて楽器を弾いた時の感覚から着想を得たもの。単音をでたらめに弾いているかのようですが、次第に組織化された多重層な楽曲へと変化します。これは私のピアノ演奏における成長の過程を反映しています」と説明している。

 フォーカストラック「Woke up in Japan」は、幼少期のジブリ映画の記憶をもとに、魔法のような夢の世界の目覚めを思わせる一曲に。同曲はEPの中央に据えられ、静寂と内省のひとときを演出する。

 これらの楽曲は、9月に行われたロンドン ダルストンのSJQ(Servant Jazz Quarters)でのヘッドライン公演と、続くパリ公演で初披露。どちらもFriqtaoと彼のピアノのみで演奏された。

THIS IS friqtao (Mini Doc)
『Lifestream』
『Lifestream』

■リリース情報
EP『Lifestream』
配信中
配信リンク:https://orcd.co/lifestreamep
レーベル:Avant Garden

■関連リンク
TikTok:https://www.tiktok.com/@friqtao
Instagram:https://www.instagram.com/friqtao/
YouTube:https://www.youtube.com/@friqtao

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる