SixTONES、なぜ男性ファンを掴んで離さない? 間宮祥太朗との交流から見る親しみとギャップ

 SixTONESの冠バラエティ番組『Golden SixTONES』(日本テレビ系)の9月28日放送回に、ゲストの一人として俳優の間宮祥太朗が2回目の出演を果たした。

“7人目のSixTONES”間宮祥太朗とSixTONESの縁

 かねてからSixTONESメンバーと交流があることで知られる間宮。メンバーの森本慎太郎とは2022年4月期放送のドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系)で共演したのを皮切りに、2024年4月期日曜ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系)では田中樹と共演。そして、10月11日スタートの土曜ドラマ『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)では再び森本と共演する。森本は、間宮が演じる高木将の親友、“ターボー”こと小山隆弘を演じる。

 『ナンバMG5』で共演した際に、森本はSixTONESの冠ラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)で、キャスト陣と食事に行ったことを明かし、その様子を熱く語っていた。田中も同様に、撮影の合間に交わした間宮とのやりとりを楽しそうに話すなど、良好な関係を築いた様子。そんな間宮は同番組には2度にわたってゲストとして出演。2024年4月に登場した際には、リスナーからのメールをきっかけに「東京電波ジャックス」なる架空の野球チームが誕生。今年2月の2度目の出演時には、冒頭から高校野球を舞台にしたラジオドラマ仕立てのトークを展開してリスナーを沸かせ、間宮は「今日からもう毎週来ていい?」」とレギュラー出演を熱望していたほど。田中と共演した『ACMA:GAME アクマゲーム』以降も毎週SixTONESのラジオを聞いていると明かしたほか、フリートークを受けて森本宛に連絡が来たとも告白。さらに「北斗も見つけてったじゃん、自分のラジオを」と松村北斗のスタイルにも触れながら番組への出演を熱く語る一幕もあった。

 また、timelesz・佐藤勝利と田中による番組『あべこべ男子の待つ部屋で』(日本テレビ)にも間宮が2回ゲスト出演し、timeleszのオーディション番組の話題から間宮が入りたいグループについて「ガチで申し訳ないけどSixTONES!」と即答。さらにSixTONESのファンクラブに入ってることも明かすなど、様々な場面でSixTONES愛を炸裂させていた。そんな間宮をSixTONESファンやラジオリスナーは、友達の友達のごとく、“7人目のSixTONES”という位置付けで親しまれている。

 前述の『Golden SixTONES』では、松村も「SixTONESと匂いが一緒すぎる」と話すなど、横並びになった姿がメンバーに馴染んでいた。番組後半の動体視力ゲーム・動体球児では、全員が揃いの野球ユニフォームに着替えて登場。進行を務めるサバンナ・高橋茂雄から「準備はいいですか?」と声をかけられ、髙地優吾だけが「はーい!」と大きな返事を返していたのだが、フォローするメンバーに続いて、間宮も茶化すことなく「かわいい!」とコメント。温かい眼差しで見守る姿にSixTONESイズムを感じ、そんなところも“7人目のメンバー”らしい佇まいだった。

SixTONES、男性ファンから愛される理由は?

SixTONES – こっから [YouTube ver.]

 MVが1億回再生を記録した「こっから」のヒットや音楽フェスへの出演、サブスク解禁などの経て、SixTONESのファン層は広がりを見せている。特に、これまで男性アイドルにハマったことがなかったという男性ファンの声をSNSで目にすることも増え、ライブ会場では男性ファンの姿も多く目にするようになった。間宮がSixTONESを溺愛している姿を見ていると、なぜSixTONESはこれまで珍しかった男性ファンを惹きつけることができるのか、その理由が見えてくるように感じる。アイドルでありながら“友達”のようなノリの良さ、親しみやすいトークで魅了しながら、トップアイドルとしての高いスキルを活かした完成度の高い楽曲は、年齢や性別を越えて愛される要素になっているはずだ。

 ラジオで「毎週来ていい?」と聞いていた間宮だが、先日の『Golden SixTONES』でもご褒美グルメの味噌ラーメンを食したあとに「来週も来ていいの?」と前のめりだった。森本が大きくサムズアップをして見せると、京本大我も「僕らもゲストいないみたいです」「もう一体化してる」と極上の誉め言葉を続ける。微笑ましい流れで次回予告の映像が流れたのだが、“初登場 サイズ兄さん”として間宮の姿が。予告でも笑いをかっさらった間宮。10月5日、番組初の2時間SPではどんな姿が見られるのか、“サイズ兄さん”の活躍ぶりも楽しみだ。

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