Number_iのトークはなぜ面白い? 平野紫耀と岸優太の衝撃話題、神宮寺勇太の機転――面白さの理由

Number_iのトークはなぜ面白い?

 直近で彼らの面白いトークが炸裂していたのは、8月14日25時から放送された『Number_iのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)だろう。グループとして初登場となったこの日の放送では、自己紹介に加えて、それぞれが近況を話すことに。バイクが趣味の神宮寺は、最近はインターネットサイトでパーツを見るのにハマっているとマニアックに熱弁。「最近気になっているパーツは?」と岸に聞かれて「バネ」と即答するが、実はほしかったものがネットで販売されたものの、自分がレコーディングに入っているあいだに売り切れてしまったのだという。

 平野はシャワーヘッドを買い集めているといい、現在は自宅に6つも所持しているという。「そんなに必要なのか」と気になった神宮寺が「それはモノによって違うの? 『これは頭皮にすごくよくて、これは毛穴汚れが落ちる』みたいな……」と尋ねると、「名MCだね! いいところ聞いてくれた!」と嬉しそうな平野。「ちょっと柔らかいお湯に包まれたい時は、すごく細い、水圧が優しめのシャワーだったりとか。寒いから温まりたい時は、まとまったお湯が出るシャワーヘッドとか」と販売員のような解説を展開し、目的によって使い分けていることを明かしていた。

 岸は、人との食事の際にお店選びをスマートにこなしたいことから、おすすめのお店をGoogleマップに保存しているという。登録すると地図上に星マークが表示されるので「プラネタリウムみたいになってる」とも。その話を聞いて、「(岸は)ちゃんとムーディーなところを知ってる」と思い返す平野。以前ふたりで食事をした際に、岸がお店を予約してくれたのだという。しかし、「まあまあデカい個室。このスタジオぐらいの部屋で、真ん中に一本の光(笑)」「あれもう、プロポーズする場所なのよ!」と、そこはカップル向けのレストランだったそうだ。「ちゃんと押さえているんだね、ムーディーなところを(笑)」と笑う神宮寺に、「もちろん。会話も弾んでね!」と意気揚々とする岸。「いや、弾まなかったよ(笑)。気まずくなっちゃって!」と嘆く平野だった。

 時に予想外の発言を交えながら、積極的に話題を切り出して場を盛り上げる平野。話を深掘りしながら冷静に進行をしつつも、ふざける時はしっかりふざけるなど機転を利かす神宮寺。相手に同調しながら話を展開しつつ、インパクトの強いエピソードを繰り出す岸。それぞれ違う3人の個性が掛け合わさるからこそ、面白いやり取りが生まれるのだと思う。パフォーマンスでは圧倒させられるのに、3人で話し始めると腹を抱えて笑わせられてしまうから、Number_iは“沼”なのだ。

 アルバムリリースを記念したイベントも多数発表された今、こうした3人の自由すぎるトークがたくさん聞けることも楽しみにしたい。

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