Number_iのトークはなぜ面白い? 平野紫耀と岸優太の衝撃話題、神宮寺勇太の機転――面白さの理由

Number_iのトークはなぜ面白い?

 ただ3人で話しているだけなのに、なぜこんなに面白いのだろう。平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の会話を聞いていると、そう思う。

 それをあらためて感じたのは、Number_iが9月6日にStationheadにて行った特別企画「UNLIMITED」でのこと。この日は「#解禁祭りUNLIMITED」と題して、9月22日にリリースされる2ndフルアルバム『No.Ⅱ』に関連した6つのトピックが解禁された。

 しかし、冒頭から怒涛の勢いで発表し続けた結果、約25分もの時間を残す形で“解禁祭り”という本日のメインイベントが終了。進行役を担う神宮寺が、「時間が余った場合のトークテーマ、『夏も終わってしまいます』!」とテンション高めに提案する横で、「いやいや(笑)」「ポンポンいきすぎなんだって!」と平野と岸がツッコむ。

 その後リスナーのコメントを拾う形で話を広げ、途中で9月15日に配信されるアルバム収録曲「Numbers Ur Zone」のトレーラー解禁を見届けるが、まだ時間は残っている。そこで、神宮寺の口から再び飛び出したのは、「時間が余った場合のトークテーマ、『夏も終わってしまいます』!」と、つい数分前に聞いたばかりの言葉。「今年は何もできなかった」と振り返る平野が「流しそうめんやりたい」と呟くと、「めんつゆにマヨネーズ入れると美味いの、知ってた?」という岸の問いかけをきっかけに、どの食材にマヨネーズをかけて食べるかの議論が勃発する。まだ夏を楽しむのは間に合うと、お互いに計画して誘うことを約束して3人のトークは終わったのだった。

 Number_iの自由すぎるトークは、出演したテレビ番組やラジオ、SNSを通してこれまでにも多々見られてきた。

 今年の4月6日には、『to HEROes ~TOBE 2nd Super Live~』の終演後に平野と岸がInstagram Liveを開始。平野は、「何を言ってるかわかりそうでわからないインタビュー」にハマっているという。そこで岸が「今日のライブはいかがでしたか?」と尋ねると、「アンダーからトップまで振り幅があって、みんなの心にもスケッチできたかなっていう……」と無駄に横文字を盛り込んだコメントを展開。「そんだけドヤ顔で言われると、『マジでいいこと言ってるんだな』ってみんな聞き入っていると思う」「顔で乗り切れます(笑)」と、ふたりが会話しているうちに神宮寺も合流。平野と岸が同じようにライブの感想を聞くと、配信を観ていたという神宮寺は先ほどまでの流れを踏まえて堂々と「マーマレードパーティーみたいな感じ」とキラーワードを放ったのだ。この直後、X(旧Twitter)で“マーマレードパーティー”がトレンド入りしたことは言うまでもない。

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