Snow Man、『サマソニ バンコク』はなぜ相応しい舞台に? デビューから続く“タイとの深い縁”
8月23日、タイ・バンコクで開催される『SUMMER SONIC BANGKOK 2025』にSnow Manが出演する。
Snow Manはデビュー以来、国内での活動を精力的に行なってきており、アーティストとして歌番組に出演することはもちろん、バラエティ番組や情報番組、ドラマ、映画への出演やモデル業、舞台など、様々な分野で活躍をしている。今や老若男女、幅広い層が知っていると言っても過言ではないグループだ。
そんなSnow Manが今回、満を持して大型音楽フェスに初登場する。しかも、舞台はSnow Manと何かと縁深いタイだ。そもそもデビューシングル『D.D. / Imitation Rain』収録曲「Snow World」のMVはタイで撮影されたもの。というのも、デビュー間もない2020年2月1日に行なわれた『JAPAN EXPO THAILAND 2020』でタイを訪れた際に撮影したのだという。そして同イベントは、Snow Manにとっての海外初パフォーマンスとなった。このステージではジュニア時代から歌っていた楽曲である「VI Guys Snow Man」や「Party! Party! Party!」、デビュー曲「D.D.」などを披露し、大きな声援を浴びていた。また、タイ語での自己紹介も。タイにルーツを持つ向井康二のサポートを受けつつ、全員がタイ語を話し、会場を盛り上げた。
その後、デビュー後初めてのツアー『Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.』でも、バンコクでライブを行なう予定だったが、コロナ禍で中止に。やむを得ずオンラインでの無観客配信に切り替わってしまい、メンバー本人たちも悔しい思いをしたはずだ。
ただ、コロナ禍が終息するにつれ、彼らは何度かタイを訪れることとなる。例えば、『JAPAN EXPO THAILAND 2023』には向井と岩本照が登場し、トークショーを開催。MC曰く、泣いているファンもいたそうで、タイでのSnow Man人気を物語っていた。
他にも、冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)で度々タイにロケに行ったり、その『それSnow Manにやらせて下さい』が『バンコク日本博2024』で特別賞を受賞した際には、向井と渡辺翔太がスペシャルプレゼンターとして登場した。ちなみに同イベントで日本のテレビ番組が受賞するのは史上初。Snow Manが日本とタイの架け橋になりつつある証拠だろう。
そして昨今では、タイにルーツを持ち、タイ語が話せる向井の活躍も目覚ましい。今年7月からはタイドラマ『Dating Game~口説いてもいいですか、ボス!?~』(Workpoint TV/TrueVisionsNOW/Lemino)に出演。また、10月31日公開予定の日タイ共同制作映画『(LOVE SONG)』でも、森崎ウィンとともにW主演を務める。タイにおけるSnow Manの“ドアマン”としてのポジションを確立したのではないだろうか。
加えて、8月30日からは世界5都市で開催される初のポップアップイベント『Snow Man 1st POP-UP』もスタートする。もちろん、バンコクでも開催予定で、今から盛り上がりが目に見えるようだ。もはやSnow Manとタイは切っても切れない関係と言えるだろう。
そう考えると、今回出演する『SUMMER SONIC BANGKOK 2025』は、Snow Manにとって、ふさわしい舞台になりそうだ。同フェスの公式X(旧Twitter)では「Snow Manは熱い情熱を燃やし、歌とダンス、そしてメンバー一人ひとりの個性が光るワールドクラスのパフォーマンスで会場を沸かせます」(※1)と投稿されており、期待が寄せられていることもわかる。これを機に、大型音楽フェスへの出演はもちろん、海外での活動も加速することを期待したい。
※1:https://x.com/Summersonic_bkk/status/1935186466008875083
























