Snow Manが刻み続ける圧倒的な実績 記録ラッシュ、ライブ動員規模拡大、サブスク解禁による拡がり
半分以上が過ぎた2025年、デビュー5周年イヤーを迎えたSnow Manの勢いが止まらない。
7月23日にリリースされた12thシングル『SERIOUS』でもまた、新しい記録を樹立したのである。メンバーの渡辺翔太が主演を務めている映画『事故物件ゾク 恐い間取り』の主題歌が表題曲になっている同作は、フラゲ日の時点でハーフミリオンを突破し、初日売上にして今年度最高初週売上超えを記録した(※1)。2025年7月30日発表のBillboard JAPAN週間シングルセールスチャート「Top Singles Sales」(※2)では初週売上90.9万枚を記録して首位、2025年7月29日発表の「オリコン週間シングルランキング」(※3)では88.3万枚を記録して1位を獲得。また、8月1日からは各配信サービスでダウンロード、ストリーミング配信がスタート、「オリコン週間ストリーミング急上昇ランキング」で上昇率349.6%を記録し、1位を獲得している(※4)。
人気の落ち着きを感じさせないどころか、ますます勢いを増しているSnow Man。振り返ってみると、今年に入ってからだけでもさまざまな動きを見せている。まず、デビュー日である1月22日には初のベストアルバム『THE BEST 2020 - 2025』をリリース。累計売上150万枚を突破した同作は、各チャートで1位を獲得した。『オリコン上半期ランキング2025』では、作品別売上数部門「合算アルバムランキング」、「アルバムランキング」で2冠を達成(※5)。リリースから半年以上が経っても、今もなお愛されている作品となっている。
こうしてSnow Manの楽曲が今まで以上に愛されている理由のひとつとして、サブスクを解禁したことが挙げられるだろう。これまで彼らの楽曲を聴くにはCDを購入するか、YouTubeの動画を視聴するしか術がなかった。2024年10月には楽曲「One」が世界配信されたが、本格的なサブスク解禁となったのは『THE BEST 2020 - 2025』リリース後の4月7日から。ここで一気に彼らの楽曲が広がり、今まで“アーティスト・Snow Man”にあまり触れてこなかった人々も、彼らの楽曲の魅力を知ることになったのではないだろうか。
その結果が、『SERIOUS』の記録へと結び付いたのかもしれない。それだけでなく、4月19日、20日に東京・国立競技場、6月7日、8日に神奈川・日産スタジアムで行なわれた『Snow Man 1st Stadium Live~Snow World~』の盛り上がりにも一役買ったはずだ。デビュー当初からの楽曲、アルバム曲、ソロ曲と幅広く楽曲が披露されたが、どの曲でも盛り上がったのは気軽に楽曲をチェックできるサブスクの力もあったのではないだろうか。ちなみに日産スタジアムの2公演だけでも計14.4万人を動員。それでもチケットを入手するのは困難で、国立競技場2日目公演は全国368館の映画館で生中継されたり、それが後日Netflixで独占配信されたりという動きもあった。Snow Manの人気がどれほどのものなのか、あらためて実感する出来事だった。
グループ全体に関することだけ簡単に振り返ってみても、圧倒的な記録がずらりと並ぶSnow Man。加えてメンバーそれぞれの活躍も目覚ましいのはさすがである。2025年も残すところ約5カ月。まだまだ彼らは勢いを増していくのだろう。
※1:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/151804/2
※2:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/151955/2
※3:https://www.oricon.co.jp/news/2398180/full/
※4:https://www.oricon.co.jp/news/2399828/full/
※5:https://www.oricon.co.jp/news/2392268/full/

























