『サマソニ』×BMSGアーティストは相性抜群? BE:FIRST、MAZZEL、BMSG POSSE、HANAと広がるファミリーの輪
BMSG POSSEは、先述の2組とはややスタイルが違うように感じる。BMSG POSSEはSKY-HI、Novel Core、Aile The Shota、edhiii boi、REIKOと、BMSG所属のソロアーティスト5人からなるプロジェクト。2024年に発足すると、すぐに『BEAT AX Vol.4』や『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』、『SUMMER SONIC 2024』などのフェスに出演してきた。そんな彼らのパフォーマンスは言うなれば、メンバーがそれぞれ好きなように楽しんでいる姿を見て、オーディエンスも楽しくなってくる、といったところだろうか。以前Novel Coreが「POSSEは仲間といい意味で肩の力を抜いて、サイファーをしている感じ。自由度も高いし、仲間が歌っている時に後ろでガヤガヤしているモブ感も含めて力まずにやれています。ステージの上で楽しんでいるところを『あいつら楽しそうだな』と伝えることが重要というか」(※1)と語っていたことがある。その上で「自分たちが楽しんでいるのを見せるのか、お客さんもクルーの一員になった気持ちにさせられるのか。POSSEは後者が暗黙のルールになっているんだと思います」という言葉も。このマインドがBMSG POSSEに根付いているがゆえ、彼らを初めて見るというオーディエンスも一緒になって騒いで楽しめるパフォーマンスができているのだろう。
HANAは4月にメジャーデビューを果たしたばかりだが、今年の『SUMMER SONIC』に出演することが決まっている。これまで、すでに『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』や『VIVA LA ROCK 2025』、『JAPAN JAM 2025』などの大型イベントへの出演を叶えてきたHANA。プレデビュー曲「Drop」やメジャーデビュー曲「ROSE」を含む楽曲を披露し、新人とは思えないほど堂々としたパフォーマンスで魅了するなど、ステージでの強さはすでに実証済みである。初めて彼女たちを見るという人々の期待を超えるようなステージが、『SUMMER SONIC』では待っているはずだ。
それぞれにフェスでの在り方を示してきたBMSG所属アーティストたち。『SUMMER SONIC 2025』という大きなフェスにおいても、しっかり爪痕を残すのであろう。フェス終了後のオーディエンスたちの反応も含め、今年も『SUMMER SONIC』が楽しみでならない。
※1:https://barks.jp/news/533576/

























