アミューズが送り出す新ボーイズグループ・The Right Light メンバー全員インタビューで迫る、現在地と未来

グループだからこその心強さ「手を差し伸べてくれる」

――ありがとうございます、皆さんのキャラクターが見えた気がします。そんな皆さんは現在、日々レッスンに励んでいるそうですね。そのなかで見えてきた自分たちの強みはありますか?
西浦:旺は、すごく表情豊かで、人の目を引く存在だと思いました。カメラにも抜かれやすいんじゃないかなって。
ショーン:意識はしていたけど、ほかの人から言ってもらえると嬉しいです。笑顔は僕の強みなので、表情管理をもっと頑張っていきたいです。
黒木:太虹は身長が高くて、スタイルがよくて、レッスンの動画を見返すと太虹のパフォーマンスに目が行くんですよね。背が大きいぶん表現も迫力がありますし、羨ましいです。チームとしての武器になるなと思いました。
松瀬:ありがとう。でも、リーチが長いというのは逆に少しでも力を抜いてしまうとだらしなく見えちゃうんですよね。扱いにくいものでもあるので、より指先まで神経を研ぎ澄ませて踊ることを意識しています。
星:啓人は声がすごくいいよね。高い音域を持っていて、レッスンで音域のチェックをしたらOfficial髭男dismの藤原聡さんと同じくらいあったんですよ。僕らは変声期で高い音が出ないので、啓人の高音はグループの歌の強みになるなと思いました。
木戸:僕はこのグループになってから歌を始めて「音楽が好きだ」と思ったので、もっとよさを伸ばしたいです。歌の先生に「感情を乗せやすい曲を歌っている時が特にいいね」と言ってもらえたので、しっかり自分の武器にできたらいいなと思います。


――なるほど。逆に、課題を感じたりも?
ショーン:僕の課題は、音をしっかり聴いてリズムを取ること。いくら表現力があっても、そこができていなかったら全部が崩れてしまうので、努力し続けるしかないと思っています。
黒木:僕は「こういう曲の時はこういう表情で歌う」「こういう表情で踊る」としっかり意識することが課題で。
――お話しをしている感じ、得意そうだと思ったので意外です。
西浦:康正は冷静なので、心のなかだけで完結してしまうんです。
黒木:その通り! プレデビューライブまでには克服して、ファンの皆さんに感動を届けたいです。
木戸:僕も康正と似ているかも。振り付けは覚えられるようになってきているからこそ、お客さんに気持ちを届けられるようにならないといけないと思っています。
星:僕は体のケアですね。体が堅いので怪我しやすくて。体を壊してしまったらステージにも立てないので、息抜きを上手くしながらケアしていきたいです。
西浦:僕は想像力。現時点ではお客さんを前にしてパフォーマンスをしたことがないので、「パフォーマンスを届ける」という感覚がわかっていない状態で。ファンの方々に届けるためにはどうしたらいいかを、もっと考える必要があるのかなと思っています。いざライブとなるとアドレナリンが出たり、ファンの方の応援を受けたりして楽しめると思いますが、そのためにも自己研鑽をしっかりしていこうと思います。
松瀬:個人的な課題として、ダンス面では先ほど言ったようにリーチが長いことを活かすことです。精神面では、これからお仕事が増えていくことで気持ちの状態が表に出てしまったり、テンションが下がってしまったりすることもあると思うんです。だからこそ気持ちをキープしていかなきゃいけないと思っています。


―― 一人ひとりが努力すべきことを理解していらっしゃるのが素晴らしいです。The Right Lightを結成してもうすぐ一年経つわけですが、グループで活動することの楽しさや大変さも感じているころではないでしょうか。
星:グループは仲間がいるので、支え合えるのがよさだと感じています。ひとりだと落ち込んだら自分で立ち直らなくちゃいけませんが、仲間がいると手を差し伸べてくれるので心強いです。その反面、情熱があるからこそ意見がまとまらないことも時々出てくるんですよね。
西浦:「ここをもっと突き詰めたい」派と「ほかにもやらなきゃいけないことがあるよね」派、みたいに分かれるんです。でも、それはそれぞれ信念を持っているからこそ生まれるぶつかり合いなんですよね。
――ケンカもありましたか?
ショーン:もうバチバチです(笑)!
西浦:でも、いいケンカばっかりだよな?
一同:……。
西浦:え!?
黒木:一回だけ、意味のないケンカもありましたね(笑)。
松瀬:心乃助がブチ切れドッキリを仕掛けたら、秀光が本気にとらえちゃって、心乃助が引くに引けなくなってしまって(笑)。
西浦:僕もテンパりすぎて……。
松瀬:お互い引けなくなってケンカになったという。
星:あの時はごめんなさい!
西浦:ごめんなさい!
松瀬:とっくに和解してるんだから、「今、仲直りしました」みたいな空気出すのやめて(笑)!


――喧嘩するほど仲がいい、ということで(笑)。この先も長くグループで活躍していくためには、上手く息抜きすることも大切になってきます。今、皆さんがハマっているリフレッシュ方法はありますか?
松瀬:僕は身につけるものを買ってリフレッシュします。レッスンでよく帽子を被るんですけど、新しい帽子を被るとテンションが上がります。最近も買いました!
ショーン:楽器に触れることが好きなので、音楽に没頭します。ギターを弾いているうちにイヤなことも忘れられます。
西浦:寝ること、食べること、人といること。寝るのは、もう最高じゃないですか(笑)。その時にジブリやディズニーの音楽をかけながら寝るんです。あと、おいしいものを食べると、幸せな気持ちになれる。人といることは、笑顔になれる! 人の笑顔を見ることが好きなので癒やされる部分もありますし、僕も笑顔になれます。
黒木:僕は友達と遊びに行くこと。最近は非日常を味わうことが好きで。たとえば、ずっと気になっていた少しいいごはん屋さんに行ったり、電車に乗って2000円で行けるところまで行ってみたり。そういうことをしながらリフレッシュしています。
――最近はどこに行きましたか?
黒木:海を抜けたところにある、自然溢れる駅に行きました。
ショーン:きさらぎ駅!?
黒木:違う違う(笑)。すごくきれいで癒やされる場所だったよ。
――めちゃくちゃ楽しそうですね。木戸さんはいかがですか?
木戸:僕は、曲を聴きながら寝ることですね。
西浦:一緒や! ジブリ? ジブリ?
木戸:違う(笑)。いろんな曲を聴きながら、「今日は何したかなあ」と思い返して、気づいたら寝ているんですよね。それで元気になれるので最高です。
松瀬:焚き火の音とか聴いてそう!
黒木:あと、セミの音とか!
木戸:うーん、そういうのは聴かないかなあ(笑)。
星:僕もちょっと似ているかも。曲を聴きながらお風呂に入ることと、散歩することがリフレッシュ方法です。
西浦:曲は何聴くん? ジブリ? ジブリ?
星:ジブリではない(笑)。その日一日の出来事を振り返って整理をするんですけど、その時の気持ちに合った曲を選んでいます。なので、ジャンルはバラバラですね。
西浦:大人やなあ。なんかだんだん恥ずかしくなってきた。
黒木:大丈夫。俺も2000円を握りしめて遊びに行くっていう、小学生みたいなリフレッシュ方法だから(笑)。


















