嵐 櫻井翔・松本潤、“不仲説”も一蹴する兄弟のような絆 10代から現在まで続く背中を預け合う関係性
嵐の活動休止と再始動、そして来春のラストライブに向けて
2020年末以降は、嵐の活動休止に伴い、それぞれの道を邁進していく2人だったが、2022年の大晦日には『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)で久しぶりに共演が実現。スペシャルナビゲーターとなった櫻井が、審査員席に座る松本を紹介したのだ。松本がInstagramで「昨日の紅白歌合戦の舞台裏① 本番直前の2ショット。2022年、大晦日に別々のカタチで会うとは思っていませんでした!! 相変わらず安定した仕切り。さすがでした」(※1)とコメントしていたことも、変わらぬ翔潤コンビらしさを感じられるものだった。
「一番(何をやっているか)わからないからね、この人が」とは、先日7月16日放送の『ニノなのに』(TBS系)にゲスト出演した松本に対して、二宮和也が話した言葉だ。年始には、プライベートでドバイからエジプトへと旅に出ていたというくらい、松本はフットワーク軽く動いている。後輩であるSnow Manのスタジアムライブの演出監修を手掛けたり、日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系)の主演を務めたり……。もちろん、その裏側では来年春頃に予定されている嵐のコンサートツアーに向けた話し合いも続けられているはず。
嵐としてファンに直接感謝を伝える最後の場となる大舞台をどう演出するのか。きっと松本にはとてつもないプレッシャーがかかっているに違いない。加えて、この夏は櫻井も『放送局大占拠』(日本テレビ系)の主演に奮闘中。そして、嵐としては相葉雅紀もドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』(テレビ朝日系)で主演を果たすという過密っぷりである。
それでも嵐の中に漂う穏やかな空気感はそのままのようだ。相葉がパーソナリティーを務めるラジオ『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)の7月18日放送回では、「この間みんなで会ったときに『今、何話撮ってんの?』とか『どう? 順調?』みたいな話はした」と明かしており、変わらずにお互いの活躍を感じながら活動していることに心が温かくなった。
嵐として変わっていくべきものと、変わらないように守るべきもの。きっとこの2点は、嵐のメンバーが一番に考えてきたこと。なかでも、嵐を“どう見せるか”を担ってきた松本と、その松本の働きを深く理解してきた櫻井が、特に慎重になっていた部分に違いない。嵐のメンバーとして、兄と弟として、歩み続けてきたこの長い年月を、2人がどこから振り返るのか。そして、この先の未来をどのように語るのか。『櫻井・有吉THE夜会』の放送は“翔潤”の関係性をじっくりと噛みしめる夜になりそうだ。
※1:https://www.instagram.com/p/Cm3QaaCPyZ7

























