スリック・リック、26年ぶりのニューアルバム『Victory』リリース リード曲にはNASが参加

スリック・リック、26年ぶり新アルバム

 スリック・リックが、26年ぶりのニューアルバム『Victory』を本日6月13日にリリースした。

 今作は、イドリス・エルバとの共同監修により制作。エルバのレコードレーベル 7WallaceとNASらを擁するMass Appealとの共同により、映像を伴ったビジュアルアルバムとしてのリリースとなる。フォーカストラック「Documents」には、NASが参加している。

 今作は4年の歳月をかけて制作され、リックの生まれ故郷であるロンドンとフランスでソングライティングされレコーディング。映像は、アメリカ、イギリス、アフリカの3大陸で撮影された。大陸を超えたリックのルーツにオマージュを捧げ、リリックの深み、シネマティックな魅力、そしてジャンルを超えた芸術性が込められている。

 さらに、今作のプロジェクトで核を成すのは、メジ・アラビ監督による30分の没入型映画で、大胆なイメージを創造し、物語に深みをもたらしている。この美的ビジョンのために、スリックは写真家 ジョナサン・マニオンと、ブランドストーリーテラーであるエクエイター・スタジオとコラボ。音楽はヤング・グルによりミックスされ、アルバムのアートワークと展開は、英国の代理店 PAQとリック自身のTeam Eye Patchが協力した。

スリック・リック コメント

アルバム『Victory』が体現するのは、忍耐、ストーリーテリング、イマジネーション、そして進化に他ならない。アートとハートの視覚的融合であり、私がこれまでに歩んできた道と、これから向かう道を反映したソニックジャーニーなのだ。『Victory』は単なる音楽ではなく、大胆不敵なステートメントであり、英国の最高の芸術だ!

イドリス・エルバ コメント

スリック・リックとの仕事をやった…故郷の英国に戻り、ヒップホップ界に素晴らしい貢献ができた。とても幸せなこと。文字通りの贈り物だ!

NAS コメント

スリック・リックとは長く一緒に仕事をしてきた仲。彼とスタジオに戻り、この新曲を作ることができて最高だった。彼はヒップホップカルチャーに多大な影響を与えてきた人物であり、彼がこのプロジェクトを次世代ファンと共有するのを楽しみにしている

『Victory』
『Victory』

■リリース情報
『Victory』
配信中
配信リンク:https://slick-rick.sng.to/victory
レーベル:Mass Appeal

<トラックリスト>
1 Victory Intro
2 Stress
3 Angelic
4 Foreign
5 I Did That
6 Come On Let's Go
7 Landlord
8 Mother Teresa
9 Spirit To Cry
10 Documents
11 So You're Having My Baby
12 Cuz I'm Here
13 Matrix
14 We're Not Losing
15 Another Great Adventure

■関連リンク
YouTube:https://www.youtube.com/@OfficialSlickRick/
Instagram:https://www.instagram.com/therulernyc/
X(旧Twitter):https://x.com/therulernyc
Facebook:https://www.facebook.com/SlickRick

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる