timelesz『タイムレスマン』は全力だから応援したくなる 冠番組で徐々に近くなっていく8人の距離感

 timeleszの冠番組『タイムレスマン』(フジテレビ系)の放送が始まってから1カ月が経った。「とにかく何事にも全力で、汗をかく!」をコンセプトに、8人で様々なロケ企画を展開していくこの番組。4月20日の初回からこれまでの放送を振り返りたい。

 初回放送は、“先輩に挨拶回り”ということで“株式会社タイムレス”を訪問するところからスタート。物品のオークションや売買をするこの会社で突然始まったのは、「timeleszオークションプロジェクト」だ。嘘の企画を伝えられ持参したメンバーそれぞれの私物を査定するというもので、佐藤勝利はGLAY・TERUから譲り受けたギターをお披露目するなど、バラエティ番組らしい展開も続く。

 続く第2回放送では、もうひとつの先輩企業という設定のスポーツジム「タイムレスフィットネス」を訪問。ここでは“timeleszムキムキプロジェクト”と称して、傾斜のついた腹筋マシンでの上体起こし合計450回に挑んだ。苦手そうなメンバーから順に挑戦するも、なかなかそれぞれのノルマを達成できないメンバーもおり、アンカーを務めた菊池風磨が141回を達成しなければならないという窮地に立たされる。だが、最終的には筋肉キャラの意地を見せて見事挽回し、企画を成功へと導いた。また、比較的華奢な体格の橋本将生に対して「マッチ棒みたい」と煽る佐藤勝利に、橋本は「俺に負けたらつまようじですよ」と返し、“つまッチ”という新たなコンビ名も生み出された。

 そして番組コンセプトの文字通り汗をかこうということで向かったサウナでは、“サウナでととのう話マン”を開催。橋本は「ちょっとこの人おかしいなって思った先輩がいる」と佐藤の名前を挙げ、ここでも“つまッチ”の佐藤と橋本の小さなバトルが勃発。仕事後にラーメンを食べに行こうとしたところ、目的地の近くになって「なんか俺帰ろうかな、服が良くないからさ……」と言い出し結局帰ってしまったといい、「『今日は行きたくない』ってはっきり言ってくれたらよかったです」「洋服のせいにしだしたのが『何を言ってるんだ?』って」と怒る橋本に、佐藤が「分かったよ、ごめんね。お金も渡すし、もう行かない! ご飯も食べない! 暑いし、サウナももう出る!」と機嫌を損ねる様子は視聴者としては微笑ましいシーンだったのではないだろうか。

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる