XG、Vaundy、Ado、Saucy Dog……それぞれの想いで挑むキャリア初の“ドーム公演”

 明日5月14日、XGの初のワールドツアー『XG 1st WORLD TOUR "The first HOWL"』がファイナルを迎える。昨年5月に大阪でスタートし、アジア、北米、ヨーロッパと世界35都市を巡った彼女たちの旅の終着点は、東京ドーム。XGにとっては、キャリア初のドーム公演となる。

 XGは、世界に通用するアーティストの育成を目的に始動した「XGALXプロジェクト」より誕生。2022年3月に「Tippy Toes」でデビューして以降、個々の高いパフォーマンススキルに加え、奇抜な衣装やメイクを含めた独自のスタイルも話題を集めてきた。デビュー当初から海外での活動を積み重ね、直近では、今年4月にアメリカ・カリフォルニアで開催された音楽フェス『Coachella Valley Music and Arts Festival 2025』に出演。日本人アーティストとして初めて最大規模の屋内ステージであるSaharaステージのトリを務めたことも記憶に新しい。

XG - IS THIS LOVE - Live at Coachella 2025

 『Coachella Valley Music and Arts Festival』のステージに立つことも、ワールドツアーを行うことも、かねてから彼女たちが目標として語っていたこと。一つひとつの夢を短期間で形にしていく彼女たちの可能性は無限に広がっているように思う。初のドーム公演でのパフォーマンスも含めて、今後どんな活動を見せてくれるのか、期待は高まるばかりだ。

 こうしたキャリア初のドーム単独公演を控えるアーティストを紹介していきたい。まず、2026年2月より男性ソロアーティスト史上最年少で4大都市ドームツアーを行うのが、Vaundyだ。

 Vaundyは昨年11月より自身最大規模のアリーナツアー『Vaundy one man live ARENA tour “FUSION”』を開催。そのファイナル公演で発表されたのが、今回のドームツアーである。昨年はONE OK ROCKとの対バンライブ『SUPER DRY SPECIAL LIVE Organized by ONE OK ROCK』に出演し、京セラドーム大阪のステージに立ったVaundy。単独公演では、どんなステージが繰り広げられるだろうか。また、今年に入ってからも「走れSAKAMOTO」「僕にはどうしてわかるんだろう」「まじで、サヨナラべぃべぃ」と次々に作品を発表し続けている彼だけに、ライブで過去の楽曲群と新曲たちがどのように構成されていくのかも気になるところだ。

Vaundy LIVE “風神” 2025.01.19 one man live ARENA tour “FUSION” at さいたまスーパーアリーナ

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