『それスノ』人気企画で確認できるSnow Manの良さとは 放送開始から5周年を前に振り返る
また、「東京それスノコレクション」も人気企画の一つ。同企画は、テーマに沿ってSnow Manとゲストがガチで選んだコーディネートを披露し、女性タレント審査員がジャッジをするというもの。ファッション担当といえばのメンバーであるラウールのコーディネートが独特の世界観すぎて審査員から不評という予想外の展開や、シンプルながらも自身のこだわりがある目黒蓮のコーディネートが好評という合点のいく展開、なぜか毎回審査員から辛口評価をくらってしまう渡辺翔太のコーディネートなど、様々な展開が詰まっていてシンプルに面白い。また、メンバーたちのプラスアルファの工夫も見どころだ。例えば、今年2月28日の放送回。「2万円で全身をキメろ!わが子と春のお出かけコーデ」というテーマで、向井康二はグレーのスウェットパンツにシャツ、Tシャツ、サングラスというスタイルで登場。そのコーディネートで親子リレーに参加するというシチュエーションを披露したのだが、ともにランウェイを歩く娘役の倉田瑛茉をおぶって走るもなかなか足が進まない。実は手首足と首に重りを付けており、重りを外すと早く走れるというネタを仕込んでいたのだった。他にも毎回のように“小ネタ”を仕込んでいるSnow Manメンバーたち。バラエティ番組として盛り上げようとする、彼らのバラエティスキルが発揮されている瞬間でもある。
加えて、かつて一世を風靡した番組『関口宏の東京フレンドパークII』(TBS系)の復活版「それスノフレンドパーク」も人気企画だ。Snow Manチームを含めた3チームで『東京フレンドパークII』のゲームで勝負をするというもので、大人世代にとってはどこか懐かしい気持ちで見ることができる。さらにチーム対抗戦とあり、勝利を収めるためには協力することが必須。そのため、Snow Manメンバーのワチャワチャが詰まっているのだ。4月4日放送回でもそうだ。ランダムに出るネズミを退治する「チュチュバスターズ」は目黒、岩本照、渡辺、阿部亮平の順にソロで挑戦し、ラストは目黒と岩本の2人でチャレンジ。合計4000ポイント取ればクリアというルールで、Snow Manチームは残り8秒というところでギリギリクリアしたのだった。しかも、チャレンジしなかったラウール、向井、佐久間大介が目黒の筋肉をほぐそうとワチャワチャじゃれ合うという姿も映っていたのだった。
こうして多くの人気企画がある『それSnow Manにやらせて下さい』。現存の人気企画はもちろん、今後も新たな人気企画が誕生していくであろうことを楽しみに視聴していきたい。