『応援-HIGH』第3回でセンター交代の衝撃展開 シグナルソングパート争奪戦、歌唱力で明暗分かれる
HYBEによる新世代J-POPボーイズグループオーディション番組『応援-HIGH 〜夢のスタートライン〜』(日本テレビ系)。3月1日に第3話が放送された。
前回の放送では、ランナー(オーディション挑戦者)であるYX LABELSの練習生11人がそろい、デビュー7人の座をかけた“マラソン形式のサバイバルオーディション”が本格的にスタート。第1区間は、シグナルソング「FINISH LINE ~終わりと始まりの~」のMVレース。わずか1時間の振り入れの後にダンス審査が行われ、優樹(YUJU)が見事センターを勝ち取った。
「FINISH LINE ~終わりと始まりの~」のレコーディングを終えた11人。第3話では、レコーディングで判明した歌唱力をもとにパート分けが行われた。A、B、C、Dが上位パート、E、F、G、Hが中位パート、I、J、Kが下位パートにあたり、この3ランクでは歌う分量が大きく異なってくる。具体的には、上位パートの4人が全体の7割の歌唱を務め、Kパートにいたっては歌唱が1箇所しかないという、シビアな振り分けだ。
審査員からパートが発表され、上位のBパートは琉楓(RUKA)、Cパートは颯太(SOTA)、Dパートは雅久(GAKU)が担当することになった。中位のFパートはハク(HAKU)、Gパートはシン(SHIN)、Hパートは成満(NARUMI)が担当。そして、下位のIパートは礼央(REO)、Jパートは海志(KAIJI)、Kパートの晴(HARU)が務めることになる。

自分が一番少ない割り当てとなり、思わず悔し涙を流す晴(HARU)。しかし、「少ないパートだからといって手を抜くことなく、しっかりと自分の魅力を最大限にみなさんに見せられたらと思います」と瞬時に気持ちを切り替えるあたりに、彼のたくましさが垣間見えた。晴(HARU)の言葉を受け、審査員からも「ファンのみなさんがどの部分を好きになるかはわかりません」という声がかけられ、自分の担当パートに全力を尽くそうと意気込むランナーたちだった。

残すはAパートとEパート。当然、最上位のAパートは、センターに任命されている優樹(YUJU)が務めるものと思われたがーー。審査員から告げられたAパートのランナーは、京助(KYOSUKE)。優樹(YUJU)はEパートとなり、突然のセンター交代が発表されたのだ。「センターが代わるっていう予想はしていなかった」と悔しさを滲ませる優樹(YUJU)。審査員いわく、レコーディング時に不安な表情を浮かべていたことが懸念点になったという。理由を聞いて「人間的にも成長できるように、一生懸命頑張っていきたいと思いました」と語った優樹(YUJU)が、ここからどんなふうに変化を遂げるのか期待が高まる。

一方、レコーディングで堂々とした歌声を披露していた京助(KYOSUKE)。ポジティブな歌詞が目立つシグナルソングだからこそ、彼の明るい歌唱がこの曲に似合うと、審査員にも響いたのだろう。しかし、優樹(YUJU)からセンターを奪う形になった京助(KYOSUKE)は、「Aパートをいただけて嬉しい気持ちもあるんですけど、ちょっと混乱しています」と複雑な表情。思い思いの感情を抱きながら、練習に励んでいくランナーたちだった。
担当パートを踏まえた練習が行われ、後日、再び審査員の前に立ったランナーたち。この日は、予告なしの中間チェックが行われることになった。晴(HARU)は「『やばいな』と思ってしまいました」、雅久(GAKU)は「まだ審査員の方にお見せできる状態ではないなって思っていました」と動揺する。時間があると思って油断してはいけないという、このオーディション、そしてデビューという夢への厳しい一面がまたも垣間見えた。






















