平野紫耀、バディ・中島健人も証言するアウェイな状況をも楽しむ姿勢 逆境にも負けないたくましさ

平野紫耀、逆境にも負けないたくましさ

 2月21日発売の『ViVi』2025年4月号(講談社)にて、中島健人が平野紫耀とのエピソードを語っている(※1)。

 昨年4月にNumber_iが『Coachella Valley Music and Arts Festival 2024』(以下、『コーチェラ』)に出演したことについて、中島が「すごい楽しそうじゃん!」と平野に告げると、平野から「ケンティー(中島)もあのステージ好きだと思うよ。だってアウェイが大好きじゃん」と返されたのだという。

 中島と平野は、過去にドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(2020年/日本テレビ系)でW主演を務め、出くわした難事件を協力して解決する警察学校の学生を演じた。“バディ”とも言えるふたりが今でも互いの活躍を見届けてエールを送り合っているのが微笑ましいし、次々と新しい物事に果敢にチャレンジしていく点は、中島も平野も通じるものがあるように思う。

 
 
 
 
 
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 平野の言葉からは、自身が『コーチェラ』でのアウェイな状況を楽しんでいたことが読み取れる。実際、帰国後にグループで行ったInstagram Liveでも、フェス当日を振り返って平野は「(自分たちのことを)知らない方たちの前で歌う感じ、超気持ちよかった」と話していた。初出演の『コーチェラ』の空気感は新鮮で、刺激的だったのだろう。

 思い返せば『コーチェラ』は、Number_iとして初めて挑んだ音楽フェスだった。フェスという、自分たちが目当ての観客だけではない環境。さらに、デビューから約3カ月半での、異国の地でのステージ。現地では彼らの楽曲、ましてやグループ名すらも、知っている観客は少なかったかもしれない。Number_iが出演したのは88rising主催の特別ステージ「88rising Futures」で、10分ほどの持ち時間だった。どれだけアウェイな状況でのパフォーマンスだったのかは想像に難くない。だが、決して長くはない時間のなかでも、彼らは自分たちの実力を最大限に見せつけた。もちろん平野に限った話ではなく、神宮寺勇太や岸優太に関しても、である。

 『コーチェラ』以降も、Number_iは国内の音楽フェスに出演してきた。海外の大舞台である『コーチェラ』の時には及ばないとしても、多種多様な音楽ファンが集まるフェスは、単独公演と比べればやりにくさを感じる場面が少なからずあるはず。しかし、いつもとは異なる状況において、彼らは静かに闘志を燃やし、堂々としたパフォーマンスを繰り広げながらステージを楽しんでいたように思う。

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