『タイプロ』、候補生が事務所の衣装に袖を通す“責任” 「生半可な気持ちでやってないので」
1月10日、Netflixにてtimeleszの新メンバーオーディション『timelesz project -AUDITION-』のepisode 11が配信された。いよいよ5次審査へと突入した今回のタイトルは“責任”。単純なパフォーマンスの実力を見極めるだけでなく、timeleszと同じ事務所のアイドルになるという覚悟と責任を測る審査にもなっているようだ。
5次審査は、timeleszの3人がそれぞれ楽曲制作からステージまでをプロデュースする“メンバープロデュース審査”。メンバー発表や振り入れなどののち5日間の共同生活をし、およそ1カ月後が本番となる。今までは衣装を候補生たちが自ら用意していたが、今回は3人が先輩に直談判をし事務所に保管されている伝統のものを使うことも注目のポイントだ。会社の衣装部屋に入るシーンは、視聴者もテンションが上がったのではないだろうか。
菊池風磨チームのメンバーは本多大夢、前田大輔、橋本将生、篠塚大輝で課題曲は「New phase」。衣装はかつて山下智久が着用していたもので、「山下くんのファンの皆様にもそれぞれたくさん思い入れがあって、その衣装に袖を通すことがどういうことなのか、どういう責任を伴うことなのかということをしっかり意識した上で練習に取り組んでほしい」と想いを伝えていた。ダンスレッスンでは菊池も一緒に踊りながら教え、前田は「個性ですね。もう出来上がってるんで、“菊池風磨”が。前田大輔がまだ見つかってないんですよ。この前田大輔を見つけないとっていうのが5次審査のひとつの目標でもあります」と意気込みを語る。
佐藤勝利チームのメンバーは西山智樹、猪俣周杜、浜川路己、原嘉孝の4人。課題曲は「革命のDancin’night」というジャジーな雰囲気漂う楽曲で、衣装はV6のものを借りる。現在も活動している20th Centuryの3人のもとに向かった佐藤は「この衣装を着てステージに立つという想いの強さと言いますか、その衣装を背負える覚悟を見るというオーディションの側面も……」と話していた。どのシーンでも適宜メンバーに真摯な言葉を与える姿が印象的だった佐藤は「僕のチームの4人を信じ切るしかないので、伝わるまで伝えますし、生半可な気持ちでやってないので。言えないことがあってはいけないと思うし」と語る。
松島聡チームのメンバーは寺西拓人、山根航海、浅井乃我、鈴木凌の4人。課題曲の「SWEET」は華やかでポップな楽曲で、松島は「王道アイドルをテーマに、“アイドルって何ですか”を僕は問いたい」と話した。衣装は松島が人生で一番最初に好きになったアイドルだというHey! Say! JUMPのもので、紫の煌びやかなジャケットを見た候補生たちは興奮を隠しきれない様子。可愛いイメージの弱い寺西にとっては特にこの曲が壁となるのではと思われたが、山根も苦戦しているようで「山ちゃんは固い! たまになんかちょっとこう男くさいところが出る。女の子っぽくしてって言ってるんじゃなくて、オス感はいらないのよ。“男の子”って感じ」と指摘されており、試行錯誤が必要となりそうだ。
次回予告には“timelesz project HOUSE”での共同生活の様子が映った。またチームごとのビジュアル撮影など審査内容はさらに本格的となっているようで、次の配信も楽しみにしたい。
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