『タイプロ』候補生を変えたtimeleszの厳しくも愛のある言葉　松島聡「ファンを舐めてもらっちゃ困ります」

　1月3日、Netflixにてtimeleszの新メンバーオーディション『「timelesz project -AUDITION-」のspecial episode 02 -素顔-』が配信された。4次審査が終わり、　5次に進む12人が集まって候補生たちのみの座談会を開催。知られざるオーディションの裏側が未公開映像とともに公開された。 

　最初の話題は4次審査合宿での全員での走り込みと「Anthem」のダンス練習について。2日目から参加した原嘉孝はなんとこの曲を踊ることを知らなかったという。休憩の5分程で寺西拓人から振りを教わり練習に挑んだとのことで、それを見ていた山根航海は「“今振り入れしてるんだ！”と思って、その後踊った時にバカヤバいパワーで踊ってたんで、僕その時真ん中にいて、“ヤバいこれ抜かれるわ！”と思ってめっちゃ必死にやったのをすごい覚えてます」と話した。

　印象に残っているtimeleszからの言葉を聞かれると浅井乃我は松島聡の放った「ファンを舐めてもらっちゃ困ります、普通に。だってファンの方は自分の人生を懸けながらお金をかけて皆さんのライブを見に来てくれるわけですよ。でもみんなのパフォーマンスを見て、僕がファンだったらお金を出して観たいかというと一切それは思わなかったかな。そこの覚悟をちゃんと持って欲しいなと思います」という言葉を挙げ、「今までは自分のために趣味として踊ってきたけれど聡くんの一言で意識がコロっと変わった」と心境の変化を語った。

　「候補生ランキング」のコーナーではギャップのある候補生1位に選ばれた橋本将生。3次審査の頃は物静かだったが、4次審査では声出し担当になりteam人生遊戯を盛り上げた。本人によると「僕はあんまり意識してなくて、人見知りっていうのがあるので、人に慣れてきたかな」とのこと。佐藤勝利は「分かりやすく変わったのが伝わる候補生の中でも筆頭の存在かな。橋本将生っていうブランドみたいなものはでき始めてると思うので、まっすぐ突き抜けて突っ走ってくれればそれでいいかなと僕は思いましたね」と期待を込めたエールを送った。

　また、泣く泣くカットしたという前田大輔の2次審査の映像も盛り上がった。初めての対面審査で「（『トイ・ストーリー』の）ウッディに似てるってよく言われるので『アンディが来た！』って言ってもらっていいですか」と笑顔で意気込む前田。動いていた人形たちが人間が来た時にぱたりと動きを止める『トイ・ストーリー』のシーンのモノマネを披露し、timeleszメンバーの笑いをかっさらっていた。

　5次審査は3チームに分かれてそれぞれジャンルの違うtimeleszの新曲をパフォーマンスするメンバープロデュース審査だ。衣装は事務所に保管されているものが貸し出されるようで、一層プロとしてのパフォーマンスが求められる。