K-POP第5世代の新鋭グループ RESCENE 今春デビューから現在までの怒涛の日々を振り返る
日本のファンに対する印象は?
ーーインタビューをして思ったのですが、みなさんの雰囲気がとてもいいですね。所属事務所との関係がすごくいいんだろうなって思いました。
全員:その通りです!
MINAMI:代表はフレンドリーでオープンマインド。私たちを温かく見守ってくれるおかげで、いつも明るく楽しくやれているような気がします。
WONI:芸能事務所というと、競争が激しくて厳しい場所というイメージがありますが、私たちの事務所はそういう感じがありません。5人のメンバーが協力し合って成長する場所を作ってくれるので、本当にありがたく思っています。
ーーデビューするに当たって、ジュヒョンさんはどのようなアドバイスをしてくれましたか?
LIV:「とにかくやりたいことをやれ」ですかね。あとは……。
MAY:「本気で楽しみなさい」と言われました。あとは礼儀です。具体的にどうすればいいのか、きちんと教えてくれました。
ーー今年2月にみなさんのデビューがアナウンスされて、次にグループのロゴが登場、そしてメンバーの写真が次々に公開されて……と、プロジェクトが進行していきました。その間の心境はいかがでしたか。
MAY:ロゴを見た瞬間に「あ、始まったんだ」って思いました。メンバーの顔が公開されたときも、信じられない気持ちでしたね。
LIV:メンバー一人ひとりが順番に公開されていったので、とても緊張しました。
MINAMI:デビュー曲「UhUh」のMV撮影をしていた日に、私の写真が公開されたんですよ。なので、その日にみんなが「おめでとう!」って言ってくれて。思わず泣いてしまいました。
ーー韓国におけるデビュー曲「UhUh」は、聴きごたえのあるサウンドメイクでアレンジの完成度も高いと思ったのですが、初めて聴いたときはどう思いましたか?
LIV:中毒性のある音楽だなって思いました。
MAY:私は練習生のときにこの曲を聴いたんですが、心臓が飛び出るような感じがしましたね。「これを歌うんだなあ」と、未来の自分を想像しました。
WONI:デビューする曲ですが、実はいくつか候補があったんです。それらを聴きながら心の中で「『UhUh』になるといいなあ」と思っていたのですが、口に出すことはしなくて……。だからこの曲に決まったときは、すごく嬉しかったです。
ーー12月4日にリリースした日本での2作目のシングル「UhUh(Japanese Version)」は、「UhUh」を日本語で歌ったものですね。日本人のMINAMIさんはもちろんのこと、他のみなさんも発音がナチュラルで驚きました。事前準備もレコーディングも相当がんばったのではないでしょうか。
MINAMI以外の全員:MINAMIという先生がいるから大丈夫です(笑)。
MINAMI:韓国にはない発音もあるので、そういう部分を英語で書いて説明したり、口の形を教えてあげたりしたんです。オリジナルバージョンの歌詞を翻訳したのは私なんですが、他のメンバーたちが歌いやすい発音を意識しながら作りました。
ーー(韓国人メンバーに対して)日本語の勉強はしていますか?
MAY:MINAMIさんにいろいろと教えてもらっています。今回の来日で覚えたのは「ごちそうさまでした」(笑)。
WONI:MINAMIがお母さんと電話で話す内容を聞いて、いろいろな日本語を覚えました。「だめだめ!」とか「めっちゃ寒いの?」とか(笑)。
MINAMI:「めっちゃ」とか「マジ?」とか「ヤバイ」とか。母と電話していると、そんなのばっかりです(笑)。普段聞いたことのない日本語ばかりだから気になるんでしょうね。
ーー12月7日にRED° TOKYO TOWERで日本初の公式イベントを行いました。無事に終わってひと安心ですね。
MINAMI:幼い頃からよく行っていた東京タワーの中で自分たちの公演をするなんて夢にも思わなかったです。韓国人のメンバーたちにも「これって本当にすごいことなんだよ!」って伝えています。会場には私の家族やお世話になった先生も来てくれて、とても幸せな時間を過ごせました。
ーー日本のファンの印象はどうでしたか?
WONI:みなさん、とても優しく接してくれました。最後のお見送りでは「可愛い!」と声をかけてくださったのも印象に残っています。韓国ではそういうのがないので新鮮でしたね。
ーー韓国人メンバーの方々の来日は2、3回目だと聞いています。日本の印象はいかがですか?
MAY:小さなフィルムカメラで写したような感じと言えばいいのでしょうか、キュートで温かい感じがしました。
WONI:日本の方々は礼儀正しいですね。何気ないやりとりですぐに仲良くなれる人がたくさんいて素敵な国だと思いました。
ーー第5世代のガールズグループが続々と登場しています。そんな中で他のライバルたちとは違うRESCENEだけのカラー、強みとはなんだと思いますか?
MINAMI:やはり音楽性じゃないでしょうか。元アーティストの代表がプロデューサーとして曲に関わっているので、ハイクオリティなサウンドを届けているという自負があります。あとは5人のビジュアルも最高ですよ(笑)。
ーーRESCENEが目指しているものは何でしょうか?
WONI:初めて海外のファンを見た場所が日本でした。また日本に来られるようにがんばっていきたいし、他の国のファンにも会いたいです。いずれはアメリカで大きな公演をやりたいですし、現地のビルボードのチャートにも入りたい、それが当面の目標でしょうか。
ーーアメリカのビルボードにランクインできる実力は十分あると思っています。
MINAMI:実はアメリカのビルボードが選ぶ2024年のK-POPアルバムの24位(※1)に選ばれたんです。「すごいね、夢に近づいていくよ」って、みんなで喜んでいます!
ーー個人的な夢はありますか?
LIV:今後もファンと近くで交流できるような環境をキープしていきたいです。あとは、単独コンサートの開催でしょうか。
ZENA:BLACKPINKのように世界で活躍するアーティストになりたいです。
WONI:個人的な夢はなくて、とにかく今はRESCENEの香りを全世界のリスナーにお届けしたいです!
MINAMI:こうして日本に来ることができて、たくさんのファンの方々と直接お会いできて本当に感激しました。今後も日本に限らず、いろいろな国へ行きたいです。あとはメンバーそれぞれのポテンシャルが高いと思っているので、最終的に各人が輝けるポジションに立てたら、それ以上望むことはありません。
MAY:グループとしても個人的にも東京ドームで公演できるくらいになりたいですし、そのような存在になれると信じています。
ーーそうなることを私も期待しています!
MINAMI:これからの私たちを見守ってください! ありがとうございました!
※1:https://www.billboard.com/lists/best-kpop-albums-2024/p1harmony-sad-song/
■リリース情報
2024年12月4日(水)リリース
RESCENE 「UhUh (Japanese Version)」
配信リンク:https://RESCENE.lnk.to/UhUh_JP
■YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCtKtCiaWRz-d3EZn2xd1mdA