2024年夏フェス出演回数ランキング! 出演回数の最も多いアーティストを大調査
2024年も数多くの夏フェスが開催された。そこで気になるのが、今年の夏フェスでどのアーティストがいちばん多く出演したのか、ということ。
2023年、首位に輝いたのは10-FEETとなったが、今年は誰が王者の栄冠を手にするのだろうか?
今年の“夏フェス王者”は誰の手に? 完全復活の2023年、出演回数の最も多いアーティストを大調査
2023年は数多くの夏フェスが開催され、近年敷かれていたコロナ禍による規制を廃止した形で開催されたフェスも多かった。そんな今年、…
今回は7〜9月開催の以下の86の音楽フェス(屋内外・サーキットイベントも一部含む)を対象に調査を行った。
7/6『FESTIVAL FRUEZINHO 2024』、7/6『GANKE FES 2024』、7/6『OURSONGS IN THE PARK』、7/6・7『GOOD WIND MUSIC』、7/6・7『Talking Rock! FES.2024』、7/6・7『京都大作戦2024』、7/7『見放題2024』、7/13・14『DAIENKAI 2024』、7/13・14『JOIN ALIVE 2024』、7/13・14『スキマフェス』、7/13・14『つくばロックフェス 2024』、7/13・14・15『INSPIRE TOKYO 2024』、7/13・14・15『LuckyFes’24』、7/15『KESEN ROCK FESTIVAL’24』、7/20・21『ADAM FEST』、7/20・21『MURO FESTIVAL 2024』、7/20・21『NUMBER SHOT 2024』、7/20・21『OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2024』、7/20・21『The MusiQuest』、7/20・21『焼來肉ロックフェス 2024』、7/21『太陽のおと vol.1』、7/26・27・28『FUJI ROCK FESTIVAL’24』、7/26・27・28『KUSHIRO KIRI FESTIVAL 2024』、7/27・28『OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.13』、7/27・28『XD World Music Festival presented by Yogibo』、8/3・4・10・11・12『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』、8/4『Heaven God Beach 大作戦 GIG 2024』、8/10『EAT THE ROCK 2024 -竜王食音祭-』、8/10『EAT THE ROCK 2024 -竜王食音祭-』、8/10・11・17・18・20・9/7・9『TREASURE05X 2024』、8/12『CRASH CRISIS 2024』、8/13『エキサイティングサマー in ワジキ 2024』、8/16『SONICMANIA 2024』、8/16・17『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2024 in EZO』、8/17・18『SUMMER SONIC 2024』、8/17・18『PEACE STOCK 79’ TOKYO』、8/18『ODAWARA SUMMER FESTIVAL 2024』、8/23・24・25『SUKIYAKI MEETS THE WORLD 2024』、8/23・24・25『WILD BUNCH FEST. 2024』、8/24『NIGHT HIKE 2024』、8/24・25『MONSTER baSH 2024』、8/24・25『ONE MUSIC CAMP 2024』、8/24・25『1CHANCE FESTIVAL 2024』、8/24・25『八食サマーフリーライブ2024』、8/24・25『NEXT 2024』、8/24・25・9/14・15・16『テレビ朝日ドリームフェスティバル2024』、8/25『Sky Jamboree 2024』、8/30・31・9/1『SWEET LOVE SHOWER 2024』、8/30・31・9/1『Slow LIVE’24 in 池上本門寺』、8/31『音楽と髭達2024 – END OF SUMMER』、8/31・9/1『ナノボロ2024』、8/31・9/1『BOB2024』、8/31・9/1『RUSH BALL 2024』、8/31・9/1『WiRELESS VACATiON 2024』、9/1『save the birthday 2024』、9/1『save the birthday 2024』、9/1『Japan Trans Nations 2024 Presented by WOWOW PLUS』、9/1『a-nation 2024』、9/7・8『ONE PARK FESTIVAL 2024』、9/7・8『Sunset Live 2024』、9/7・8『風とロック芋煮会 2024』、9/7・8『ベリテンライブ2024 Special』、9/7・8『IZUMO OROCHI FES 2024 IN MATSUE』、9/8『MINATO RISE 2024』、9/14・15『ULTRA JAPAN 2024』、9/14・15『New Acoustic Camp 2024』、9/14・15『BAYCAMP 2024』、9/14・15『shima fes SETOUCHI 2024』、9/14・15・16『KOYABU SONIC 2024』、9/14・15・16『TOKYO CALLING 2024』、9/14・15・21・22・23『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA』、9/15『ビショップ音楽祭』、9/15『たとえばボクが踊ったら、#006』、9/21・22『山人音楽祭2024』、9/21・22『イナズマロックフェス2024』、9/21・22『秋田CARAVAN MUSIC FES 2024』、9/21・22『BAYSIDE FESTIVAL』、9/21・22『寺フェス’24 in 山形県朝日町若宮寺』、9/21・22『MACHIFES.2024』、9/21・22『Augusta Camp 2024』、9/22『PEACE STOCK 79′ HIROSHIMA』、9/23『いしがき MUSIC FESTIVAL 2024』、9/28・29『りんご音楽祭2024』、9/28『Mt.FUJIMAKI 2024』、9/28『THE DROP FESTIVAL 2024 in MIYAZAKI』、9/28『オハラブレイク’24』(順不同)
なお、同じフェスへの出演は日程や場所を分けて複数回出演した場合は「1回」とカウントしている(例:『SUMMER SONIC』の東京/大阪W出演は出演数1回としてカウント)。また、アーティスト都合による出演キャンセルはカウント対象外とし、主催側の判断による開催中止/途中中止は通常通り「1回」としてカウント。同バンドでのアコースティックセットなど特別編成での出演は通常編成での回数に加算、その場合の同フェス複数出演は回数には加算しないこととした。
5位/計10回出演
昨年の調査同様、5位の出演数は10回となった。ランクインしたアーティストを見てみると、今年の夏に「恥ずかしいか青春は」をリリースした緑黄色社会や今年はじめに「ベランダ feat. 戦慄かなの」をリリースしたヤングスキニーなど、2024年に話題曲をリリースしたアーティストの名前が目につく。一方、毎年冬には自身の主催イベントも開催しているROTTENGRAFFTYや豪華対バンイベントの発表なども注目を集めるUVERworldなど、キャリアのあるバンドの名前も目立った。
注目したいのは、MCの熱さが際立ち、どのフェスに出演した際も、“主催者への賛辞”や“その日にしか作れないオーディエンスへの激励”を言葉にするSUPER BEAVERやBLUE ENCOUNT。総じて、話題性はもちろん、ライブとしての“信頼”が際立つアーティストが名を連ねる結果となった。
4位/計11回出演
昨年の調査でも同出演回数で4位だった、熱血とコミックのハイブリッドバンド・キュウソネコカミがここで登場。MCの面白さとライブのかっこよさの組み合わせが魅力という意味では通底するイズムを感じさせる打首獄門同好会、激しさとエキセントリックさを両立させるマキシマム ザ ホルモンも同順位という結果となった。ライブのかっこよさ、楽曲の素晴らしさだけではなく、その日のフェスの文脈を意識しながら、空気をよりよいものにしていく“エネルギー”のあるバンドのランクインが目立つ結果に。
一方、「NIGHT DANCER」で一躍脚光を浴びて、洒脱かつ耳触りのいいポップミュージックを生み出し、日本の音楽シーンの新たな顔となりつつあるimase、北海道を拠点に活動を行い、昨今精力的にライブ活動を続けているスリーピースバンド・Chevonという新世代のアーティストたちも堂々のランクイン。夏フェスによく行くリスナーであれば馴染みの深いアーティストから、今年新たに躍進を果たしたアーティストも入り混じる結果となった。