SixTONES、好評の民放初冠番組を振り返る ストイックさと人懐っこさを感じる6人ならではの内容に

 SixTONESの冠番組『SixTONESの今日からプロデューサーズ!』と『Game of SixTONES』(ともに日本テレビ系)が二週連続で放送された。個々でのバラエティ出演は多いものの、グループでの民放冠番組は今回が初めて。久しぶりに6人でテレビ番組に出たというこれらの放送がどのようなものだったか振り返ろう。

 9月15日に放送されたのが『SixTONESの今日からプロデューサーズ!』だ。番組名の通り、SixTONESが新米プロデューサーになってエンターテインメントをプロデュースするという企画で、スタジオにはハリセンボン・近藤春菜とチョコレートプラネットの二人をゲストとして迎えた。まず髙地優吾、ジェシー、京本大我、森本慎太郎の4人がプロデュースしたのは、群馬県にある遊園地・るなぱあくの70周年を祝うスペシャルショー。京本が、子供たちが喜ぶであろうヒーローショーを発案し、キャラクター作りから演出までの全てを4人で手掛けた。地元の人々の協力を得て華麗なアクロバットを披露したり、エンディングを飾る打ち上げ花火でショーを盛り上げ、終演後にメンバーたちはマスクを取り、素顔で登場すると大きな歓声が上がる。700名を目標としていた来場者数は909名を達成。アトラクションを使った悪役の登場シーンや、実はひ弱であったり戦うのが初めてであったりと、ヒーローの固定概念からは外れた等身大で個性的なキャラクター達にも彼らの独創的なプロデュース力が表れていた。

 一方、田中樹と松村北斗がプロデュースしたのは、仕事終わりに大御所芸能人に突撃し、最高のビールを提供するという企画。ターゲットとなったのは『有吉ゼミ』(日本テレビ系)内のリフォーム企画にて、ジェシーの師匠としてもお馴染みのヒロミだ。まずは100種類のビールの中から“日の丸ラガー”というクラフトビールを選び、松村が“松尾注ぎ”と呼ばれる名人の注ぎ方を習得。当日の会場までの移動手段やおつまみも彼らが考えて用意した。注ぎ方の練習中に、田中から「お前ドラマ班じゃん、グッと気持ちを松尾さんに寄せないと」と言われた松村が名人になりきって集中力を高めたり、当日吹いていた強い風にセットが崩れそうになった際には「真剣に! 歯を見せるな!」とスタッフに言い放ったりと、彼らのバラエティセンスが光っていたシーンはSNSでも話題となった。

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