LEEVELLES主催『CROWN Fes. #2』レポート 仲間たちとのエンターテインメントを届けた特別な時間

LEEVELLES主催『CROWN Fes. #2』レポ

 LEEVELLESが、8月29日に主催イベント『CROWN Fes. #2』を代官山SPACE ODDにて開催した。

 6月に引き続き、今回で2回目の開催となった本イベント。ライブスペースへ足を踏み入れると、最初に、小川紘輔(Vo/Gt)が手掛けた複数のイラストが壁に飾られているのが目に入る。イベントには彼らと親交のあるアーティストも出演し、転換時にはLEEVELLESのメンバーがDJに扮して好きな音楽や共演者の楽曲を紹介するコーナーも設けられた。演奏だけではない、音楽を中心としたあらゆるエンターテインメントが詰め込まれたイベントについて振り返る。

 オープニングアクトは、大原きらりによるソロプロジェクト・mzsrz。感情をぶつけるような力強い歌声で圧倒させる一方、「夜明け」「フィルター」はアコースティックギターとボーカルのみというライブアレンジでしっとりと聴かせた。MCでは、LEEVELLESがパーソナリティを務めるラジオ番組『ヨルカケナイト』(FMヨコハマ)にゲスト出演した際に、トークテーマに対してたくさん話せるように準備したものの、予想に反してあっさり終わってしまったという裏話を明かして観客を和ませた。

 続いて、エザキマサタカ(Vo/Ba)、イシカワケンスケ(Gt/Cho)による2人組ロックバンド・SUGARLUNGが登場。LEEVELLESとは何度かライブで共演したことがあるほか、プライベートでも食事に行く仲だという。「LEEVELLESはアートな一日にしたいと言ってましたけど、俺らはロックな一日にしようと思います!」と宣言した通り、「melody」「Answer」「スターゲイザー」といったロックナンバーでたたみかけ、どっしりとしたバンドサウンドが終始会場に響きわたっていた。

 3番手は4人組バンドのirienchy。はじめに映像を使って「変な名前のバンドです」といった自虐的なプロフィール紹介を行い、早速会場の笑いを誘っていた。宮原颯(Vo/Gt)は、小川と一緒にラジオ番組『宮原颯と小川紘輔の、まだ起きとーばい』(FM福岡)も行っている。そんな縁もあり、「ミラクルダンサー」では小川をゲストボーカルに呼び込んで、ふたりでフロアを煽りながら息ぴったりにパフォーマンス。その後は前日にリリースされた新曲「曖昧 me mine」や「バイバイ」など、軽快な演奏で会場を盛り上げた。

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