Hey! Say! JUMPは新たな挑戦を繰り返し、何度でも正解に変えていく 「UMP」が飾るグループの再スタート

 Hey! Say! JUMPはこれまで、多くの人から王道アイドル路線のイメージを持たれてきたが、王道に留まらず常に新しい挑戦を続け、様々な手法で進化を遂げてきた。その代表的な例が、2020年の「狼青年」や、2023年の「DEAR MY LOVER」だ。

Hey! Say! JUMP - 狼青年 [Promotion Video (Short Ver.) ]
Hey! Say! JUMP - DEAR MY LOVER [Official Music Video YouTube ver.]

 「狼青年」では、当初謎の8人組ボーイズグループ「Honey Bee」としてHey! Say! JUMPの名前をあえて隠し、メンバーの顔はフードとマスクで覆われて全く見せず、パフォーマンスだけで勝負した動画をYouTubeに公開して話題を呼んだ。2023年にはデジタルEP『P.U!』をリリースし、このEP収録曲はサブスク解禁もされた。同作には山田涼介主演のドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)の主題歌「DEAR MY LOVER」も含まれており、グループのファンを飛び越え、多くの人に親しまれる新しい入り口となった。

 新曲「UMP」のMVでは、「Ultra Music Power」のみならず過去のMVのシーンがサブリミナル的に挿入され、これまでの歴史を振り返りながらも、未来へ進む意志を表現している。また、撮影で使用された紙吹雪は自然に還るデンプン素材で作られており、過去に感謝しながらも新たな道を切り開くという楽曲の想いと重なる演出だ。

 デビュー曲の封印という大きな決断をしたが、同MVのコメント欄には「2度目のデビューだね」「まだまだやれるぞという気持ちが伝わりJUMP担でよかった」「これからを強調するだけでなく、これまでも大切にしてくれるのがHey! Say! JUMP」というファンの温かい声が寄せられており、彼らの想いが人々に魅力として伝わっていることが感じられる。

 これからも新たな挑戦と進化を続けるHey! Say! JUMP。〈間違ってないさ 正解に変えていくんだ〉という歌詞には、彼らの覚悟と決意を感じられた。新たな挑戦を繰り返し、何度でも正解に変えていく彼らの姿をこれからも見ていきたい。

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