BE:FIRST、今年の夏フェス出演は何が違う? 数々のステージを経験しさらに多くの人を虜に

BE:FIRST/ Grow Up -from BE:FIRST LIVE in DOME 2024 “Mainstream – Masterplan”-【Prime Video 配信中】

 それも納得。BE:FIRSTのライブはとにかく圧倒されるパフォーマンスに溢れているのだ。例えば、2024年3月2日、3日に行われた『BE:FIRST LIVE in DOME 2024
“Mainstream – Masterplan”』。Amazonプライムでも配信されているのでぜひチェックしてみてほしいのだが、完成度がとてつもない。素晴らしい演出やセット、照明の中、BE:FIRSTの7人はそれらに勝るとも劣らない完璧なパフォーマンスをしてみせているのだ。歌やダンスはもちろん、表情、所作、煽りの言葉を放つタイミング、ブレスの位置、発する言葉のトーン……とすべてがパーフェクト。筆者も初めて彼らのパフォーマンスを生で見た時には、息を呑んだことを覚えている。

 そしてこれまで積み重ねてきた経験をもとに、彼らの“見せる力”はさらにレベルアップしていっている。先日7月20日、21日(現地時間)には、ATEEZのワールドツアーのロサンゼルス公演にオープニングアクトとして出演した時もそうだ。「Mainstream」のイントロが流れて観客がざわつき始めたところで、SOTAが得意のムーブを見せていく。モニターに大きくSOTAが映し出されてざわめきが歓声に変わったところで、歌い始めている。その後もメンバーそれぞれが持つ個性をしっかりと示していったり、ダンスをシンクロさせたりして、1曲を通して観客の目を離さない工夫が盛り込まれていた。さらにRYOKIやMANATOの英語力も武器として使っていたのが印象的である。BE:FIRSTにとって初の海外公演となったが、パフォーマンスに加えて、言葉でも観客たちを盛り上げ、心を掴んでいたのではないだろうか。

 持ち前のスキルと経験、そして戦略性のあるパフォーマンスで多くの人を魅了しているBE:FIRST。『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』をはじめ、今年のフェスで今まで以上に多くの人を虜にしていくのだろう。BE:FIRSTの輪はまだまだ広がっていきそうだ。

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