米津玄師プロデュースの「パプリカ」、盆踊りバージョンMV公開 “太陽に祝福された昼間の盆踊り”に

 米津玄師が作詞/作曲/プロデュースしたFoorinの「パプリカ」の、盆踊りバージョンMVが公開された。

「パプリカ」ぼんおどり

 同楽曲は、2018年8月にリリース。映像を手掛けたのは、NHK連続テレビ小説『虎に翼』のオープニング映像を担当したシシヤマザキ。“太陽に祝福された昼間の盆踊り”というコンセプトのもとに、5人の子どもたちと、太鼓を叩く辻本知彦、3人の妖怪たちをロトスコープアニメーションで表現した、明るくエネルギーの溢れる映像に仕上がっている。

 今回、新たに制作された盆踊りバージョンの振付は、「パプリカ」の振付も行なった辻本知彦、菅原小春のほか、鳳蝶美成が監修した。『「パプリカ」ぼんおどり振付解説』動画も公開され、7月17日から19日に東京都目黒区で開催された『第89回祐天寺み魂まつり 子ども盆踊り大会』では、いちはやく“「パプリカ」ぼんおどり”が起用されている。

「パプリカ」ぼんおどり 振付解説

シシヤマザキ コメント

「パプリカ」を盆踊りにしたらいいんじゃないか、というのは数年前から思っていたことでした。
お祭りで「パプリカ」が流れ始めたときに子どもたちが一斉に喜ぶ姿を見て、盆踊りにすれば100年先まで愛される曲になると思ったんです。盆踊りについては、2025年大阪・関西万博のオフィシャルテーマソングの振付を通じて、ある程度の仕組みを知ったのですが、「パプリカ」の元来のダンスの振付をかなり残して、そこにオーソドックスな盆踊りのスタイルを入れたほうが、面白い盆踊りになると思いました。お祭りで子どもたちが中心となってこの踊りを踊っている姿を見たいですし、子どもの頃に覚えて大人になってからも踊れるような踊りになっていったらいいなと思います。それが50年、60年と続いていって、いつの時代も、どの世代の人も踊れる、夏の風物詩になったらうれしいです。

■「パプリカ」ぼんおどり
うた:Foorin
作詞・作曲・編曲:米津玄師
イラスト:シシヤマザキ
振付:辻本知彦、菅原小春
盆踊り監修:鳳蝶美成

■関連リンク
米津玄師公式サイト:https://reissuerecords.net/
Foorin公式サイト:https://www.sonymusic.co.jp/artist/foorin/

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