PSYCHIC FEVER、『Japan Expo Paris 2024』初出場 パリでも圧巻のステージで盛り上げる
MCでは、7月13日のメジャーデビュー2周年を祝う場面も。ここではメンバーが歌ったバースデーソングに観客が合唱しただけでなく、自然発生的にグループのデビューを祝うフランス語でのバースデーソングの合唱が生まれており、PSYCHIC FEVERがもはや国内だけでなく、世界にファン層を広げていることがありありと感じられた。
続くパフォーマンスパートでは、「Highlights」「Tokyo Spilal」「Spark It Up」「SPICE feat. F.HERO&BEAR KNUCKLE」をメドレー形式で披露。そして、WEESAが「Do you know this song?」と問いかけてから、「Temperature (Prod. JP THE WAVY)」をパフォーマンス。サビでは〈君以外今考えれない全然〉といった日本語の歌詞の部分でも観客による合唱が沸き起こっており、この楽曲を何度も聴き込んだファンが非常に多いことを実感した。
そのまま「Bitter Sweet」を特別バージョンで披露し、ステージには、2025年開催の『EXPO 2025 大阪・関西万博』の公式キャラクターであるミャクミャクが登場。7人のメンバーはミャクミャクとともに、「IGNITIO」をパフォーマンスした。メンバーが観客にタオルを回すよう煽ると、サビではタオルを回したり、右手を振り上げて全力で楽曲に乗ったりする観客の姿が見られ、パフォーマンス終了後も歓声と歌声が鳴りやまないほど観客のボルテージは最高潮に。
ここで、メンバーより大阪万博の紹介が行われた。大阪万博では、PSYCHIC FEVERがスペシャルサポーターを務めることになっている。そのことについて小波津が話すと、会場からはグループの活躍の場が広がっていることを祝うかのように拍手と歓声が沸き起こっていく。大阪万博について軽くPRした後、「Choose One」のパフォーマンスへ。アメリカの西海岸を思わせるような、緩やかなテンポで爽やかな雰囲気の漂う楽曲で観客を魅了すると、最後に渡邉によるヒューマンビートボックスから「FIRE feat. SPRITE」を披露。最後の瞬間まで観客による拍手と歓声、歌声が響き渡る中で、PSYCHIC FEVERとして初となるフランスでのステージは大団円を迎えた。
今回のステージを見て、ここ最近のPSYCHIC FEVERの躍進には、本当に目を見張るものがあると感じた。今年に入ってからというもの、彼らは破竹の勢いで活躍の場を広げている。1月に「Just Like Dat」でアジアを中心にバイラルヒットを飛ばすと、5月にはシンガポールでの初ステージで大きな手応えを掴んだ。 彼らは以前、インタビューの中で、今後の目標として「グローバルアーティストを目指したい」と語っていた。今回のイベント出演によって、そのゴールは決して夢物語ではなく、近い将来実現可能なものとして現実味を帯びてきたと言えるのではないだろうか。彼らは今後、東南アジアでツアーの後半戦を開催するほか、アメリカでの活動も予定しているという。PSYCHIC FEVERの今後の動向からますます目が離せなくなりそうだ。
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