LE SSERAFIM ソロインタビュー Vol.3:HUH YUNJIN、楽曲制作の難しさは「正直な気持ちを歌詞に込めること」

LE SSERAFIMソロ取材:HUH YUNJIN

HUH YUNJINが向き合う楽曲制作の難しさ「正直な気持ちを歌詞に込めること」

――最新作品でもある3rdミニアルバム『EASY』は、メンバーの内面にフォーカスを当て、素直で人間的なLE SSERAFIMを見せたミニアルバムで、これまでのコンセプトでもあった“強さ”もありつつ、正直な姿や内面の悩みも垣間見えました。初めて強さの裏側/根源を見せた作品でしたが、活動を振り返るとグループの“強さ”や“強み”はどこにあると思いますか? その理由もあわせて教えてください。

HUH YUNJIN:メンバーごとに異なる魅力を持っているのが強みだと思います。メンバーそれぞれ魅力を持っているので、LE SSERAFIMがグループとして多様な姿をお見せできるのだと思います。

――1stスタジオアルバム『UNFORGIVEN』収録のファンソング「피어나 (Between you, me and the lamppost)」はメンバー全員で作詞に参加されましたが、3rdミニアルバム『EASY』でもメンバーそれぞれが作詞を手掛けました。HUH YUNJINさんは、「Swan Song」「Smart」「We got so much」の3曲の作詞に参加して、同作内でいちばん作詞に参加したメンバーでもあります。“LE SSERAFIMのHUH YUNJIN”として作詞をすることは、ご自身にとってどのような感覚なのでしょうか? 数曲の制作を経て、難しいと感じるポイントやご自身で掴んだコツなどを教えてください。

HUH YUNJIN:正直な気持ちを歌詞に込めることです。それが難しいこともありますが、満足できる制作作業をするためのコツだと思います。

――2023年は『UNFORGIVEN』のカムバックをはじめ、初の単独ツアー、全英語詞シングル「Perfect Night」リリースからアメリカでの活動、また日本デビューを経て2年連続での『NHK紅白歌合戦』の出場など、活動の幅が広がった年だったと思います。振り返ると、どのような一年でしたか?

HUH YUNJIN:さまざまな活動を通じて、本当に多くのことを経験できた一年だったと思います。特に、デビュー前から夢見ていた初めての単独ツアーが印象に残っています。

――今年の活動としては、先ほどの通り3rdミニアルバム『EASY』でのカムバック、そしてアメリカでも活動しました。大きなステージを前に、プレッシャーや負担を目の当たりにしたり、『コーチェラ』だけで披露するパフォーマンスも準備し、その期間はとてもたいへんな期間でもあったと思います。準備期間でいちばん意識したことは何でしたか?

HUH YUNJIN:ステージを最大限に楽しめるようにメンバーたちと一緒に準備しました。

――本番ではナイル・ロジャースとの共演や未発表曲「1-800-hot-n-fun」の初披露、バンド編成でのパフォーマンスなど、初めて尽くしのステージでもありました。個人的なハイライトを教えてください。

HUH YUNJIN:「1-800–hot-n-fun」を初めてパフォーマンスしたのですが、未発表曲にもかかわらず、観客の方々にたくさん楽しんでいただけたので嬉しかったです。わたしにとってのハイライトだと思います。

――『コーチェラ』では「ルイ・ヴィトン」のカスタムメイドの衣装も話題となり、衣装はLE SSERAFIMの世界観を拡張させるひとつの大きな役割を担っていると思います。それぞれの個性を活かすステージ衣装へのこだわり、衣装を着ると切り替わるスイッチなど、メンバーの皆さんにとっての衣装はどのような存在ですか?

HUH YUNJIN:舞台の演出によく合った衣装でステージに上がると、本当に気分も高まってパフォーマンスするのに大きな力になります。

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