平野紫耀、27歳は新天地から世界へ 旅立ちとNumber_i結成、2度目のデビュー……激動の一年を総括
先日1月29日、平野紫耀が27歳の誕生日を迎えた。
平野にとって、26歳は激動の一年だったのではないかと思う。昨年5月に迎えた、今までの場所からの旅立ち。さまざまな想いが駆け巡ったのだろう、それまでのグループのメンバーとして最後に出演した歌番組で、歌い出しから涙をこぼしていた姿が印象に残っている。
彼が私たちの前に再び姿を見せたのは、それから約1カ月半後のこと。7月7日、神宮寺勇太とともにTOBEのオフィシャルYouTubeチャンネルの生配信に登場し、「TOBE」という新たな地で活動することを発表した。「ファンの皆さんと僕たちで、クリエイティブ面でも突き詰めたものを提供して、素敵な時間を作っていきたい」と抱負を述べていた平野。その明るい表情からは、今後の活動に対する前向きな気持ちが感じられた。
同日には、個人のInstagramアカウントも開設。プライベートショットやダンス動画の投稿、インスタライブなど、さまざまな形でファンを楽しませてくれている。ストーリーズの機能を使った質問募集では、大量の質問に一つひとつ丁寧に、時にユーモアを交えながら答え、自らを“バコプロ”(=質問箱のプロ)と称すほど。Instagramを通じて、「こんなに平野のことを近くに感じられる日が来るなんて」と思った人も多かったのではないだろうか。
10月15日には、岸優太のTOBE所属発表とあわせて、Number_iが結成された。心強いふたりの仲間とともに、「どんなグループになっていくんだろうね」と自らも期待感を露わにしつつ、「ファンの皆さんと一緒に思い出を刻んでいくグループになるには、苦楽を共にしたい」「泥臭い俺たちも見てもらいたい」と話していた平野。その言葉は、大きな決断を下して前へ進んできた自身の姿にも重なる。さらに、音楽制作に関しても「突き詰めたもの、振り切ったものをやっていきたい」「誇れるものをつくりたい」と語っていた。
そして、年が明けた1月1日。Number_iとしてのデビューシングル「GOAT」が配信リリースされた。平野の言葉通り、サウンド面からダンス、映像まで、メンバーが突き詰めて制作したことが伝わってくる作品だ。1月25日にはMVの再生数が3000万回を突破。2024年、Number_iとして華々しいスタートを切ったと言えるだろう。