ラウール&佐久間大介、岩本照&阿部亮平&目黒蓮……Snow Man、年越し生配信ユニット企画で見せた多面性

 そして、渡辺、宮舘涼太による黄組は阿部と向井康二のユニット曲「Gotcha!」をパフォーマンス。幼馴染である「ゆり組」でのパフォーマンスとあり、特に注目が集まっていたのではないだろうか。そんな2人は装飾した自転車で会場を移動しながらパフォーマンス。地元感ある自転車がいい味を出していた。途中、阿部の「康二を離さない」というセリフを宮舘が「翔太を離さない」に変えて抱きつくという場面も。すべてにおいて全力でパフォーマンスすることで、渡辺と宮舘ならではのかっこよさに昇華していた。

 最後は、深澤と向井による白組のパフォーマンス。2人が披露したのは、ラウールと佐久間によるユニット曲「Bass Bon」。同曲はダンスの難易度が非常に高く、ダンスが得意なラウールと佐久間だからこそ成立するような楽曲だ。その「Bass Bon」を深澤と向井はどう表現するのかワクワクしていると、ポリ袋やゴム手袋、アルミホイルで自作したという衣装で登場。冒頭、かなりクールにダンスを披露し、右下に映されていた本家のパフォーマンス映像ともシンクロしていたが、途中から様子がおかしくなる。椅子の後ろからなぜか野球の審判の格好をした宮舘が登場。「プレイボール」という宮舘の言葉を合図に、「Bass Bon」ではなく「Baseball」に変わり、キャッチャーとピッチャーがサインで会話をしている風のユーモア溢れるパフォーマンスをしてみせた。そのパフォーマンス中、宮舘が中央で微動だにしないのもいい味を出していた上に、最後に向井が投げたボールを深澤がキャッチしそこねたのも最高だった。

 1位の座には「ガラライキュ!」を披露した青組が輝いたが、全力でパフォーマンスをやりきった4組。彼らの多面性が詰め込まれており、「これぞSnow Man」という企画だったのではないだろうか。それでいて、しっかり歌唱力を示していたところにもプロフェッショナルさを感じた。今後も公式YouTubeチャンネルでアーカイブが見られるので、何度でも楽しんでみてほしい。

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