トラジャ 松倉海斗&松田元太・INI 田島将吾、互いの活躍に刺激を受けるいい関係性に
Travis Japanの松倉海斗、松田元太と、INIの田島将吾が変わらぬ友情を再確認した。12月15日深夜放送のラジオ『From INI』(TOKYO FM)でのことだ。
日本を飛び出して活躍する新たな道の上で再会した3人
かつて同じ事務所に所属し、仲間として、そしてライバルとして切磋琢磨をしてきた3人。出会いからすでに10年以上が経過し、多くのことが変わった。松倉と松田はTravis Japanとしてアメリカ留学を経験。渡米後は世界的なダンス大会にも果敢に挑み、その経験が実を結ぶ形で事務所初の配信デビューを掴み取ったのだった。
一方、田島も密かに韓国の芸能事務所の門をたたいていた。2年間練習生としてスキルを磨き、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(TBS系/GYAO!)に参加。番組内では「失敗も遠回りもしてきたけど、だから今の自分がいるんだと、形として証明してみせたい。最後のチャンス全力で頑張ります」と熱い想いを語っていたのを思い出す。
それぞれ異なるグループで、グローバルな活躍を続けている3人だが、集まればあのころと変わらず“たじ松松”の愛称で親しまれる穏やかな雰囲気になるから不思議だ。ラジオでは「青春を一緒に過ごしたもんね」「本当にそう」と思い出話に花が咲く。3人がリュクサックを背負ってNHKに通っていた当時、こんな未来がやって来るとは思っていなかっただろう。「また新たな人生というか、いろんなことを迎えて、いろんなかたちで出会えたというのは、やばいね」といった内容を「ご飯食べるたびに話すよね」という3人。彼らが今もプライベートで定期的にご飯に行く仲であるということもまた胸が熱くなるではないか。グループは違えど同じ世界で活動をしていることから、似たような悩みを打ち明け合えるのだと続ける3人。大変な状況に共感したり、負けていられないと勇気づけられたり、彼らならではの絆が築かれていることが伝わってきた。
お互いの活躍に刺激を受ける、いい関係性に
一度は、大きく離れたように見えた3人の道が再び重なったのは、今年の3月28日に北海道で開催されたイベント『F VILLAGE STARTING LIVE! 2023』で2グループが共演したことがきっかけだった。それぞれのSNSで仲睦まじい写真をアップしたことで、大きな話題となったのだ。
そのときの心境について松田は「垣根いったよね。いったなって思った」と、今思い出しても興奮気味に話す。そして「出会いもご縁もあって。今こういう時代で、投稿できたっていうのはすごい感謝でうれしかった」と続けた。その言葉に田島は「それはこっちのセリフだよね」と返すと、すかさず松倉が「いやいやこっちのセリフだよ。奪うなよ〜」とツッコむノリの良さも。そんな3人のやりとりを見たINIの木村柾哉、藤牧京介も思わず「こういう感じでご飯食べてるんだ」「微笑ましいわ」とリスナーを代弁するような感想を述べるのだった。
その後も音楽番組などで共演を果たしてきた2グループ。松倉、松田はINIのライブにも観覧しに行くなど、親睦を深めていく様子が語られる。松田はINIについて「ダンス、歌、バラエティのスキルを兼ね揃えてる! 色気にやられて、だけど喋ったらカワイイし、バラードでもあったかいし、なんかきゃぴきゃぴしてる姿が超カワイイ! “楽しそう!””めっちゃ混ざりたい”!って(笑)」と語り、松倉も大いに頷く。
また田島も、Travis Japanが海外で披露したパフォーマンスについてもしっかりチェックしているよう。その上で、昔を思い出しながら「まつく(松倉)は結構真面目。真面目に一つひとつ考えて。多分考えすぎる! 元太はマジで突き進む。2人は本当に明るいし、正反対という気がしてて。昔、結構ケンカして喋んないとか、仲いい時期とか繰り返してた。それを経て2人に会って。仲めっちゃいい2人になってて、それってめっちゃ素敵だなって思ったんだよね」と松松コンビの魅力についてしみじみ語るのだった。
お互いに多感な思春期のやり取りもすべて知られている間柄の気恥ずかしさはありつつも、同じエンターテインメントの世界で夢を追いかけ、活躍している仲間の存在を励みにできていることに感謝する3人の姿が印象的だった。2グループがこれから大きく羽ばたいていくなかで、3人の関係性は唯一無二のものへと成長していくのだと思うと、今後がさらに楽しみになる。