BTSからARMYに向けて発信し続ける愛情 離れていても楽しませる工夫の数々

 11月22日、BTSが所属する事務所・BIGHIT MUSICから、RM、JIMIN、V、JUNG KOOKが兵役義務を履行する手続きに取り掛かっていることが発表された。軍に入隊する具体的な日時は、決まり次第後日案内されるという。BTSはすでにJIN、J-HOPE、SUGAが、2022年12月、2023年4月、同年9月とそれぞれ入隊しており、これでメンバー全員が入隊することになる。

 グループとしての活動が難しくなることを見越し、2022年6月にはソロ活動を充実させていくという考えを明らかにしていたBTS。その決断には寂しさを訴える声が数多く挙がったものの、蓋を開けてみればメンバー1人ひとりが持つ個性と才能が花開いた貴重な時間になった。

 7人で歌うときとはまた違った表現が見られたソロ楽曲。こんなにも引き出しがあったのかと驚かされるのは、ARMY(BTSのファン)だけではなく、メンバーも一緒だった。大きな変化を前にしたからこそ発掘されるものがある。それが可能なのも、彼らが1日1日を精いっぱい過ごしているからこそ。

 そんなBTSメンバーがひとつの目標として、または拠り所として何度も口にしているのが「再集結は2025年」という言葉。ARMYにとっても、それは同じ。今はそれぞれの日々を積み重ねていく時期だと腹をくくって、“その日”を楽しみに待とうではないか。

[슈취타] EP.21 SUGA with 정국 Ⅱ

 とはいえ、その間にも彼らはARMYに向けて愛情を発信し続けてくれている。そのひとつが、公式YouTubeチャンネル『BANGTANTV』にアップされる動画の数々だ。SUGAがゲストを迎えてお酒と音楽を通じてトークを繰り広げる『SUCHWITA (シュチタ)』シリーズのようなオリジナルコンテンツもあれば、11月に公開するため事前に準備されていたと見られるJINからのビデオメッセージといった粋な演出もある。そして、もちろんソロ活動をしているメンバーの活躍を追ったビハインドムービーも。

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