Spotify、新機能「Jam」提供開始 リスナー同士がリアルタイムでパーソナライズされたリスニングセッションを楽しめるように
Spotifyが、リスナー同士がリアルタイムでパーソナライズされたリスニングセッションを楽しめる新機能「Jam」を提供開始した。
Jamを利用すると、プレミアムユーザーはホストとして他のSpotifyユーザーを招待し、リアルタイムのリスニングセッションを楽しむことができる。
また、同機能ではホストが選曲するだけでなく、参加者全員が好きな楽曲を共有キューに追加可能。参加者全員の聴取履歴に基づいたAIによるレコメンドも受け取ることができるという。
本機能は、世界中のSpotifyプレミアムおよび無料プランのユーザーを対象に順次提供が開始される。現段階でJamのセッションをホストできるのはプレミアムユーザーだけとなり、無料ユーザーはホストから招待を受けることでJamに参加可能となっている。
スポティファイジャパン株式会社 音楽事業部門統括 大西響太 コメント
Spotifyは、音楽やポッドキャストをいつでも楽しめるプラットフォームであるとともに、リスナー同士が一緒に音楽を楽しみ、つながりを深められるような体験をお届けしています。ソーシャル要素とパーソナライズ技術を組み合わせた新機能であるJamをドライブやパーティなど様々なシーンでご利用いただき、家族や仲間との時間を音楽でより楽しいものにしていただけると嬉しいです。
■Jam機能の利用方法
1. 再生するプレイリスト、曲、またはアルバムを選択。
2. 画面下部の「接続」ボタンをクリックするか、お気に入りのプレイリスト、アルバム、または楽曲内のオプションボタン（…）を選択。
3. 「Jamを開始」ボタンをタップし、スマートフォンまたはスピーカーなどの再生するデバイスを選択。
4. Jamを開始したホストは、3つの方法のいずれかで一緒にJamを楽しみたいリスナーを招待可能。
・Bluetoothをオンにし、携帯電話を一緒にタップ。
・友達にホスト画面のQRコードをスキャンしてもらう。
・「共有」をクリックして、ソーシャルメディア、テキスト、SMSなどを通じてリンクを送信。
※Spotify無料ユーザーは、同じBluetooth上でのみセッションに参加可能。
・Jamの参加者は各自のデバイスから共有キューに楽曲を追加したり、誰がどの楽曲を追加したかを確認すると共に、AIによるレコメンドを受けられる。
・ホストはJamの参加者を決定したり、楽曲の削除や順番を変更できる権限を持つ。
・ホストは「ゲストコントロール」をオンにすることで、セッションに参加する全員に楽曲の削除や順番の変更を許可できる。
