二宮和也が噛み締める『ジャにのちゃんねる』4人で過ごす時間の貴重さ 登録者数400万人に向けての生配信を振り返る

 嵐・二宮和也の“仕掛け力”には、いつも感服する。9月3日のラジオ『BAY STORM』(bayfm)では、自身が立ち上げたYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』で実施した生配信について語る場面があった。

緊急生配信!ただ今398万人です

 2021年4月8日に二宮がKAT-TUNの中丸雄一、Hey! Say! JUMPの山田涼介、Sexy Zoneの菊池風磨と共にスタートさせたのが『ジャにのちゃんねる』だ。このメンバー構成も二宮のセンスの光るところ。マイペースで職人肌な中丸と、王道のアイドル感を貫く山田を、“陽キャ”なノリで菊池がかき乱し、最終的に二宮がまとめてエンタメに昇華していく。気づけば、事務所の先輩後輩という上下関係や、それぞれのグループとはまた違った“ジャにの”メンバーとしての関係性が生まれ、視聴者を大いに楽しませてきた。

 そんな『ジャにのちゃんねる』が、チャンネル登録者数400万人を突破したのは今年7月23日のこと。二宮は、ラジオで「これね、マジみんなよくやったよ。偉い。みんなが偉い、これは。なんであのタイミングだったんだろうって、本当に思います」と振り返る。

 そうして喜びを噛みしめながらも「この飽和している状態で、増えるっていうのは……YouTube見てる人が増えてるってこと?」と冷静に分析するのも二宮らしいところではないだろうか。

 たしかに今や芸能人のYouTubeチャンネルは乱立している時代だ。すでに多くあるチャンネルに埋もれてしまうことも珍しくなく、誰もが簡単に成功できる世界ではないだろう。また、それほど生活の中にYouTubeが根付いてきたことから、YouTubeならではの文化と呼べるものも認識されつつある。なかでも、チャンネル登録者数が100万人、200万人……と大台に乗るタイミングでは、多くのチャンネルが生配信を行ない、その瞬間を視聴者と共に祝うのが習わしになってきた。

 そこで『ジャにのちゃんねる』も、その流れに乗る形で「緊急生配信!ただ今398万人です」と題して、7月20日に生配信を実施。画面の右上にはリアルタイムで進むカウンターを表示し、4人がピザを囲みビールで乾杯し、パーティー気分でその瞬間を待った。だが、生配信中には残念ながら400万人を突破することなく終了するという、まさかの事態に。生配信を開始した際、二宮が「これ言うの忘れてたけど、騒ぐの禁止ね。400万人いっても!」「唯一、400万人達成で騒がなかった人たちになりたい、俺」と話していた言葉が、図らずもフリのような形になって笑いを誘った。

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