Netflix版『オオカミちゃんには騙されない』にもブレイク候補? Novel Core、さなり……歴代シリーズ出演アーティスト

 恋愛リアリティ番組『オオカミには騙されない』のシリーズ最新作『オオカミちゃんには騙されない』がNetflixで公開されている。ABEMAで配信されていた前作までは10代から20代前半の出演者がメインだったが、今回は20〜30代の少し大人な恋愛を描いている。

『オオカミちゃんには騙されない』予告編 (主題歌 BTS「Lights」)- Netflix

 以前からアイドルやシンガーソングライター、ラッパーなどのアーティストが多く参加している本シリーズだが、今作のメンバーではじゅり(JU!iE)、Mikako、Who-yaの3名がアーティストとして活躍している。この記事では、今作に加え、過去の“オオカミ”シリーズをきっかけに活動の幅を広げたアーティストたちについて紹介する。

Netflix版『オオカミちゃんには騙されない』で芯のある姿を見せた3人

 『オオカミちゃんには騙されない』では10人の男女がミッションをこなしながら最高の恋愛をするためにお互いを知っていく。メンバー全員が20歳以上の今回は、夜景の見えるバーでお酒を手に乾杯する大人な雰囲気のなかスタートした。

 シンガーソングライターのじゅりは中国出身で、中国の音楽大学を卒業後、バークリー音楽大学で学んでからNYで修行を積み、2022年より活動の拠点を日本に移したという異色の経歴を持つ。語学が堪能で、作中でも他のメンバーとフランクに英語で会話するシーンが印象的だった。そんなグローバルな経歴を活かし、デビュー曲の「What is love???」では日本語、中国語、英語の3カ国語を織り交ぜて作詞している。ジャズをベースにしたメロディとの調和が新鮮で多彩さを感じさせる。

JU!iE / What is love???

 アーティストとして活動するもうひとりの女性メンバー、Mikakoはダンス&ボーカルグループ・FAKYで活動している。セクシーでキレのあるダンスと歌唱力、ファンキーな雰囲気が魅力で、メジャーデビュー前に海外での人気が急上昇。メジャーデビュー前に発売されたEP『CANDY』は、iTunesの総合トップアルバムでアリアナ・グランデ、Radioheadに続き3位にランクインしたこともある実力派グループだ。赤いリップがトレードマークのミステリアスでいて飾らない性格のMikakoは『オオカミちゃん』でも高い人気を得ている。過去の“オオカミ”シリーズには、メンバーのHina、Takiも参加をしており、番組出演によってグループ知名度は一気に上がった。

【MV】FAKY / NEW AGE

 また男性メンバーのWho-yaは、Who-ya Extendedというクリエイターズユニットでボーカリストとして活動している。2021年にリリースされた「VIVID VICE」がTVアニメ『呪術廻戦』のオープニングテーマとして人気を得るなど、若手ながらその才能が注目されている。その他にも過去にTVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』のオープニングテーマを担当しており、アニメの世界観を曲に落とし込むことを得意とする。楽曲に合わせてメンバーを決めていくスタイルで、Who-ya以外に固定のメンバーがいないという特徴から、曲に真剣に向き合いたいというこだわりが伝わる。

Who-ya Extended 「VIVID VICE」 MUSIC VIDEO TVアニメ『呪術廻戦』OPテーマ

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