SixTONES 松村北斗出演『女王の法医学~屍活師~』は第3弾へ ここ1年の活躍を経て演じる“ワンコ”への期待
仲間由紀恵と松村北斗のバディ再びーー。7月3日に『女王の法医学~屍活師~』(テレビ東京系)第3弾が放送される。
原作は杜野亜希によるマンガ『屍活師 女王の法医学』(講談社)で、仲間×松村のバディは2021年5月の初回放送、2022年3月の第2弾に続き3度目。大学の解剖室を舞台に、仲間が演じる“女王”こと法医学者・桐山ユキと、松村が演じる医学生の“ワンコ”こと犬飼一が、解剖を通して原因不明の死を遂げた死体と向き合い、死因と事件の真相を突き止める法医学ドラマだ。
1作目での松村は、いまよりも少し頬がふっくらとしており、犬飼の学生らしい青さを含んだ初々しさとマッチしていた。脳外科志望の犬飼だが、講義中の居眠りと成績を理由に法医学研究室の配属に。法医学研究室の扉をノックしたところから物語が展開する。
犬飼は配属初日から、元々希望している臨床現場へ戻れるようにしてほしいと教授にお願いしていたのだが、その姿が先輩からは「度胸がある」と少々青く映り、教授は自分の意志を主張する姿に「正直でいいじゃないか」と受け止めていた。若さゆえの尖った雰囲気も見られるキャラクターだ。
のちにバディとなる桐山との出会いも強烈で、床で寝ていた桐山を「死んでる……!?」と腰が引けつつも声をかけたのがはじまり。1作目の冒頭では、“女王様”っぷりを発揮する桐山に、呆れる表情を見せたものの、いざ解剖を目にすると目の色が変わっていく。わずかな違和感をつぶさにすくい上げ、事件解明へと繋げる天才的な桐山の姿に、少しずつ犬飼の心が揺れ動いていた。
桐山が膨大な知識と経験を基に「何か言いたいことある?」と死体の声を聞こうとするのに対して、駆け出しの犬飼は、被害者の家族に寄り添う対照的な姿勢が印象的だった。桐山との出会いはスマートなものではなかったが、“異色のタッグ”と称されるだけに経験の差はあれど、足りない部分を補う関係性ができあがってきた。